大和但馬屋日記

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ニンテンドー3DSの本体更新により「すれちがいMii広場」が新しくなり、すれ違ひ通信機能を用ゐるゲームが新たに四つも追加された。一つ五百円、四つセットで買ふと千五百円。勿論全部買つた。「すれちがいシューティング」「すれちがいガーデン」「すれちがい合戦」「すれちがい迷宮」。ジャンルはそれぞれ「シューティング」「花卉の栽培シミュレーション」「ストラテジー」「探索型パズル」といつたところか。
一通り触つた感触としては、「すれちがいガーデン」がスローライフすぎてあまり趣味に合はないと思つた以外はどれも良い手触り。何より「すれちがいシューティング」が面白いことに驚いた。「どうせ〇〇だろ(〇〇は任意)」といふ予想を悉く裏切る出来。まさかこの時世に「ギガンデス」や「へルファイヤー」や「バルンバ」の様な味のあるゲームの最新作で遊ベるとは思はなかつた。この道は「オーバードライバー」に通じる道だ。もしかしたらあれの作者がメンバーの中に含まれたりしてないかな? などと、あまり根拠のない夢想をしてみたり。
あと「すれちがい合戦」もいい。かなりいい。初代「信長の野望」は面白かつたなあ、なんてことを思ひ出した。
困るのは、面白いソーシャルゲームが四つもいきなり増えたことで、一日の、ゲームに縛られる時間が一気に増えたことだな。四つを回さうとしたら、一回につき三十分は持つて行かれる。効率的な観点でプレイヤーの気を縛るからソーシャルゲームは面白いかどうかに関らず嫌ひなのだ。時間ショートカットの手段がゲームコインであるだけ「すれちがい某」はまだ良いのだけれども。
これらを作つた良いメーカー達がこれからも良いゲームを作れるくらゐに儲かります様に。