大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

自転車で仕事に出る途中、御徒町の例のラーメン屋(兵衛といふ店だつた)に行つたら閉まつてゐた。うわ。
仕方ないので青島ラーメンにして、いや仕方ないと言つてはゐるがここより良い店はない、セット行動としてナツゲーミュージアムジャイラスを一回。地球行きステージの敵出現パターンが難しいんだよな。ついでにCDを三枚購入。スーパースウィープの「ドラゴンスピリット」「マジカルチェイス」とズンタタの「スペースインベーダーインフィニティージーン」のサントラ。
で、そのまま職場に向つてゐたら途中で後ろのタイヤがパンクした。何か踏んだかと思つたがさうではなくて、トレッド面が磨耗して駄目になつてしまつたせゐらしい。そろそろ寿命だとは解つてゐたものの、放置してゐたのが拙かつた。前に換へたのがd:id:yms-zun:20110824だから一年半。最低でも一年毎には換へるべきだし、そもそも長距離を走る様になつたのだから時期ではなく距離で考へるべきだつた。
パンクした場所は国道一号線と環八通りの交差する辺り。さう、そこは矢口渡。パンクしたのはザウエルの呪ひに違ひない。幸ひ、このすぐ近くにワイズロードのチェーン店があるので十分ほど歩いて到着。二十六インチのタイヤを探したところ、パナレーサーの「クローザー」を発見。存在を知つてはゐたものの、二十六インチなんてどこにも置いてゐないから見たことなかつたんだよな。実物を見て触つて、即決。これは明らかに、かの「ストラディアスエリートライト」の後継品だ。
タイヤとチューブを二本づつ買つて、店員に「パンクしたので店先借りていいですか?」と確認してその場で交換作業。空気入れも借りて、古いタイヤとチューブの処分まで引受けて頂いた。大感謝。ここにワイズがあつて良かつた。
そして漕ぎ出して、久し振りのストラディアス風の感触に改めて驚いた。いや、あれよりも進化してゐるのではないか。三十分前まで乗つてゐたのとは明らかに違ふ乗り物だ。タイヤ換へる度に同じことを言つてゐる気がするが、今回こそ本当に驚いた。同じタイヤ幅を謳つてゐながら明らかに一サイズは大きく重かつたコモドと比べ、数字なりの幅で最軽量級のクローザーに換つたのだから、乗り味は当然硬く鋭くなるものと身構へてゐたのだけれど、感触は全くその反対。尻に感じる路面のショックはむしろ和らいで、フレーム全体がしなやかに感じるほどになつた。ペダルの踏み心地すら変つた気がする。自転車はタイヤが九割。
惜しむらくは色が選べるほど置いてなかつたので、赤いフレームに青ラインのタイヤといふちぐはぐな配色となつてしまつたことだ。しかしそもそもがザウエルの呪ひなのだから、それを振り払ふ色は青以外には有得ない。よし。
タイヤ交換しながら横目でiPodのアプリで見てゐたF1オーストラリアGP予選は、雨でいつまでも始まらないし始まつた後も中断が長いし日は暮れるしで、結局Q2とQ3を日曜日の午前に行ふことになつた模様。