大和但馬屋日記

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ファントムブレイカー:バトルグラウンド」にDLCが来た。追加キャラとして「シュタインズゲート」の助手が参戦、あとキャラのレベル上限が五十から九十九に拡大される。
殆どのキャラのレベルを五十まで育てるくらゐに毎晩遊んできた訣だが、この事実上のレベルキャップ撤廃は、どうだらう。ない方がいい、とまでは言はないけれども、配信開始後二週間で行ふ梃子入れとしては早すぎたと思うのだが。
このゲームはレベルアップで得られるポイントの振り分けによつて、ゲーム中にとれるアクションの種類が増える「スキルツリー」と、キャラの攻撃力・防御力・移動速度の基本パラメータを強化できる。レベル五十では、そのすべてにポイントを割振ることはできない。九十九あれば、すべてを強化して「最強状態」になれる(筈だ)。
低い難易度なら元々「俺TUEEEE」できるバランスではあるのだが、最高難度ではキャラの個性と自分の腕に合せてパラメータの配分を考へる必要があり、それを探る楽しみがあつてこそ毎晩アホみたいにジョイスティックをガチャガチャ叩いてゐたものだ。画一的に最強になれてしまふことで、その楽しみは確実に死んだ。面白いゲームなのだから、さういふところは大事にして欲しかつたなと思ふ。せめて一箇月くらゐは待つても良かつたのではないか。
送る方も受ける方も、コンテンツの消費が早すぎるよ。時間をかけて作つたのを早く枯らせてしまつては、それあソシャゲに負けるよね。あつちはそれこそ矢継ぎ早どころかガトリング砲なんだから。