大和但馬屋日記

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yms-zun2013-02-16

ロシア上空で爆発した隕石の質量は推定約一万トンとか。イメージしづらいが、豊浜トンネル崩落事故のあの巨大な岩塊が二万七千トン相当だといふことで、その三分の一程度を想定してみると、その大きさが多少なりとも判る。巨大質量が高速で大気圏に突入するといふのは、なんとも恐ろしいことではないか。因みに大阪城の蛸石の質量は推定百三十トン。蛸石七十七個分。凄いんだか凄くないんだか。いや凄い。

そんな隕石のおかげで、地球近傍を通過した小惑星の話題は掻き消されてしまつたやうだ。此度の小惑星と隕石に関連性はなく、ただの偶然といふことだが、二十四時間以内に何の関係もない二つの天体が地球の近傍に集まる確率といふのは、計算したらどういう数値になるのだらう。凡そ天文学的な確率になりさうなものだが、天文学の話だから問題はないな。

天文学的といへば、「まおゆう」#6の魔王の台詞に「天文学的」といふ言葉が出てきたが、その言回しはどうなのだらうと首を傾げた。あの物語世界で一番博学と思しき魔王ならば天文学を嗜んでゐても不思議ではないとは思ふが、その世界に天文学は存在するのか。といふか、あの魔王の知識の源泉はどこにあるのだらう。魔界は人間界より科学が進んでゐるのか、魔界と人間界以外に科学の進んだ別の世界(例へば我々の世界)があるのか、あるいはあの世界は我々の世界のなれの果てか。アニメしか観てゐないからよく判らないけど、たぶん何らかの設定はあるのだらうな。