天気は晴。雨の気配なし。予選三番手のマルドナドが三番手降格、ウェバーとロズベルグが五番手降格のペナルティ。パストールミサイルが居なくなつて二番手小林は安心か。
スタート、パストールミサイル炸烈!!!! 誰がどう見てもフライングだよなー。小林はこれを見てかスタートせずに様子を見たか、出足が鈍つた。この混乱のせゐか、後方のマシンが姿勢を崩して多重クラッシュ。ペレス、アロンソ、ハミルトン、グロージャンが消えた。ハミルトンのマシンは小林にも圧し掛かる。そのまま走り続ける小林、しかしマシンにはダメージ。コースにはセーフティカー、小林はノーズを換へて最後尾。短けえ夢だつたなあ。
グロージャンが幅寄せし過ぎてハミルトンの姿勢を崩してしまつたのが原因。ちよつと、これは、グロージャンのグリッドを今季一杯百グリッド降格にしないとね。
再スタート。一コーナーでマルドナドがグロックと接触。マルドナドはフライングとこの接触との二つの件で審議対象に。
七周目順位。
八周目、ライコネンが「五速がない」と訴へる。小林、二度目のピットイン。
んーなんだか気が抜けた。淡々と画面を眺めてゐる。矢鱈と審議の出るレースだな。
三十五周目、オールージュ飛込みでのライコネンとマイケルのバトルが凄いなー。
メルセデスが二台とも一回ストップを狙つて失敗。ええと、何でそのマシンで一回ストップができると思つたんだ?
結局バトンが一度もトップを譲らずに優勝、お見事。二位ベッテル、三位ライコネン、以下ヒュルケンベルク、マッサ、ウェバー、シューマッハー、ベルヌ、リキアルド、ディレスタまでが入賞。小林十三位、完走は十八台。
小林についてだけ。不運は不運だけど、スタートでちやんと前に出られてゐればハミルトンに乗つかられることもなかつたんだよね。まあ、もつと酷いことになつてたかも知れないけど。全くの想像だけど、ミラーにパストール砲が見えてなければああはならなかつたのかな、と思ふ。まあ、気を取直せ。
表彰台インタビューのホストはジャッキー・イクス。ベルギー人だつたつけか。