大和但馬屋日記

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ヨーロッパGP決勝

グロックが体調不良を理由に予選、決勝共に不参加となつてゐる。
スタート、七番グリッドの小林は一周目で四番手に。ロズベルグがズルッと落ちた。マルドナドも順位を落し、小林の後ろへ。
二番手ハミルトンのペースが悪く、その後ろが行列になつてゐる。勿論その中に小林の姿も在る。その状態で十周。なかなか抜けないなあ、と思つてたらつひにグロージャンがハミルトンを抜いて二番手に。
十一周目、バトンとペレスがピットイン。どちらも二十番手辺りをうろうろしてゐる。チームメイトが三、四番手に居るのに。
十四周目、ハミルトンがピットイン。十五周目、小林・ライコネン・マルドナド・ヒュルケンベルグの四台並びが同時にピットイン。小林、少し時間が掛つてライコネンに先行されてしまふ。全員ハミルトンの後ろ。表彰台の壁は厚いな。まづはピットクルーの壁だ。といふか、タイヤを換へたハミルトンが速い。
十七周目、ベッテルグロージャンがピットイン。
二十周目、小林がセナと接触。いや、セナがドアを閉めて小林のフロントウイングを踏んだ。糞ッ垂れ! 審議が出たが、どんな結果になつても小林の順位は戻らねーよ糞ッ垂れ!! セナにドライブスルー。どうでもいいよ最下位走つてる奴がどうなつたつて!!!!!i:!
二十八周目、ベルニュとコバライネン接触コバライネンはフロントのホイールを破損、ベルニュはリアのタイヤがバースト。千切れたタイヤがコース中に派手にデブリを撤き散らしたためにセーフティカー導入となつた。ほぼ全車がピットに駆け込んだ。レースは丁度半分だが、これでほぼ全車タイヤ交換は終了。但しリキアルドはコンパウンドの装着義務を果してゐないとか。
安定のマクラーレンピット、またもハミルトンにたつぷり休息時間を与へて六番手の位置に送り出す。ルイスの敵はピットに居る。
ベッテルグロージャンアロンソ、リキアルド、ライコネン、ハミルトン、ロズベルグシューマッハー、ウェバー、マルドナド、ヒュルケンベルグ、ディレスタ、小林、マッサ、バトン、ペレス、ペトロフデラロサ、ピック、コバライネン、セナ、カーティケヤンの順。ベルニュはリタイアとなつた。
三十四周目、再スタート。アロンソグロージャンを差して二番手に踊り出た。地元大歓声。小林とマッサが接触、マッサのフロントタイヤとウイングにダメージ。小林もピットイン。
三十五周目、ベッテルがスローダウン、コース脇にマシンを停めた。アロンソ首位、バレンシアの地が轟いた!! いやー、観客減少で来季以降の開催が危ぶまれてゐるこのGPだけど、今年行かなかつたスペイン人は残念だつたねー。三十八周目には御祝儀のファステストラップ。
小林はガレージでリタイアとなつた。
四十一周目、二番手グロージャンがスローダウン、ストップ。オルタネーターのトラブルで燃料カットになつたらしい。アロンソがどんどん楽になる。
小林、次戦で五グリッド降格のペナルティ。それは仕方ないけど、尚更セナへのペナルティの意味のなさが腹立つなー。あれがなければマッサとも絡んでねえよ糞ッ垂れ!(逆恨み)
残り三周、ハミルトンに崖が来た。ライコネンが前に出る。マルドナドも狙つてゐる。残り二周、マルドナドが抜かうとしてハミルトンと接触。ハミルトンは壁に叩きつけられてリタイア、マルドナドはフロントウイングを失つたが最終ラップまでコース上に留まる。
アロンソが十一番グリッドからの母国優勝、今季初めての二勝目を飾るドライバーとなつた。二位ライコネン、そして三位に復帰後初表彰台のシューマッハー。ベテラン揃ひの懐かしい表彰台の顔触れとなつた。アロンソにはマーシャルから国旗と縫ぐるみが手渡された。そしてコース脇にマシンを停め、観衆に向けてアピール。レギュレーション的に色々アウトな気がするけど、もうこの騒ぎなら仕方ないよね。ここで盛上がらなくてどうするのつてね。
以降、ウェバー、ヒュルケンベルグロズベルグ、ディレスタ、バトン、ペレス、マルドナドまでが入賞。
まあ色々あつたけど、レースとしては面白かつたね。面白かつたけどね。ハァ。