行てきた。今までキッチリ四年毎に行つてるな。二年おきではスパンが短すぎるがこれ以上空けるのも寂しいもんだし、まあ丁度いいところだらう。「ビッグサイトで開催されるモーターショー」といふもの自体にも興味はあつたし。狭つ苦しいんぢやないかと予想してゐたが、さて。
新橋駅でショーの入場券を売つてゐたので並ばず購入したのが大正解。会場ゲート横の売場は大行列だつた。
入つて、まづは東館へ。流石はモーターショーで、案内看板類はきちんとしてゐる。通路の人込みは、まあそこそこ。何にせよコミケの様なことはない。
東四ホールに入るとポルシェが目の前に。カレラカップ用のGT3cupの#14ガーミンカラーは今年のシリーズチャンピオンだが、配色が違ふな。マーキングは全部同じなのに。まあ、ポルシェは時代に合せつついつも通り。
キャー、アウディR18だわ今年のル・マン優勝車だわドンガラぢやなくてホンモノだわー。意外にボディワークが小さくて驚いた。F1と同じくらゐか、もう少し小さいかも。リアウイングなんてほとんど飾りだし。コクピット脇のよく分らんパーツ分割が格好良くてもう。これ見ただけで大収穫でした。しかしコクピットの狭さと視界の悪さは酷いもんだな。俺オープンプロトの方が好きだわ。Cカー信仰の人がオープンを嫌がるのはよう解らん。
とまあここまで写真を上げて一々キャプションを付けようと思つたのだが、はてなフォトライフのあまりの糞さに気が萎へたのでやめる。
http://f.hatena.ne.jp/yms-zun/2011TMS/ここに写真上げといたからどうぞ(投げやり)。
写真全部リサイズしたり回転したりお絵描きで人の顔にレタッチしたりと、ある機能を駆使してそれなりに手を掛けたのに、「無かつたこと」になつてたり壊れてたり。使用者の気遣ひを無碍にするサービスつて何なの。アップした画像の見辛い部分、マズい部分に関する一切の責ははてなにあります。俺は作業した。やつたのに反映されない責任は取れん。
以下感想だけ。
- 規模は大きくないが、まあ丁度良い感じ。これが今の「身の丈」。
- フェラーリやランボは出展なしだつたが、まあそんなものだらう。
- レースカーが殆どなくて残念。18禁を置いてくれて有難うアウディ。
- スズキのガチャピン可愛え。
- ホンダのプロジェクタ映像に電球(高輝度LED?)の透過光を完全シンクロさせた映像展示が美しかつた。震災後の道路インフラが復活していく様子をうまく表現してゐた。
- ホンダは四輪と二輪を一つにまとめ、周辺に四大二輪メーカーがまとまつてゐた。別館にする規模ではないか。
- KTMの四輪バギーがもの凄く面白さう。一番「乗つてみたい」車だつた。
- マツダの「魂動」は、いつものグリルだが今の市販車よりもシンプルな面構へで、「ああデザイナーはやはりこつちの方がいいんだ」と思つた。ぢやあ今のマツダ車の変な顔は誰のせゐなんだ?
- アルピナがブースを構へてゐた。BMWの「走る方」担当つて感じか。
- BMWのコンセプトカーはほぼ最後の方に見たのだけど、オトコノコ的に格好いいね。実走できるEVとしては一番いい。でも明らかに安全基準は満してないし、かういふところにデザイナーの魂の叫びを感じてしまふよ。
- トヨタブースにある「86」よりもスバルブースにある「BRZ」の方が、同じ車なのに数倍格好良く見えたのは流石に贔屓目かと思ふが、間違ひなくさうだつた。手の届かない遠くに飾る車ぢやなくて、手にとつて見たい車だろ? これ。
- トヨタの写真がないのは、BMWの辺りでメモリが一杯になつたため。SDカード忘れてた。
- トヨタはパンフレット配布をしてゐなかつた。エコアピール? でもダイハツとレクサスはあつたから、よく分らん。
- トヨタの86のイメージ映像は基本的に「ヨタハチ」リスペクトで、AE86はレビンが一カット登場しただけ。今いちコンセプトがブレてんなーつてか、やはりこれは根つこから「スバルの作品」と理解。
- BMWやトヨタグループは西館だつた。こつちはやはり手狭感あり。
- ていふか、西館の例のエスカレーター使つてたよ。 怖いから上には行かなかつたよ。
帰りは船で浅草まで。雨も上がつたし、楽ちん。