大和但馬屋日記

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インドGP決勝

小林一コーナーで終了。むー。
スタート直後の一コーナー進入でバリチェッロが誰かと接触フロントウイングを落してコントロールを失ひ、そこに小林が居たと。まあ、予選で後方に沈んだのだから仕方ない。
グロックは二周目でピットに入りリタイア。バリチェッロはウイングを換へてレースに戻つてゐる。
バトンが一周目のロングストレートでウェバーの前に出た。しかしベッテルを捕えるのは難しいか。
二十五周目、マッサにハミルトンが迫る。当るなよ、当るなよ、まさかな、当つたー。マッサはスピンするも無事、ハミルトンはフロントウイングを壊した。当然審議に。今のは明らかにマッサが悪いといふか下手糞だなーとしか思へないが、世間はさう見ないんだらうな。まあどつちが悪いかは措くとして、速さを活かせないのは勿体ないよな。無事かと思つたが、マッサはギアボックスにダメージを負つた模様。そして、マッサに対してドライブスルーペナルティ。義務を果したところで、またマッサとハミルトンが並ぶ位置に。これは、と思つたらマッサは次の周に再びピットインしてタイヤを換へた。ハードタイヤで残り半分を走り切る。
‥‥のかと思つたら、マッサは縁石の外側にタイヤを引つ掛け、サスペンションを壊してリタイアとなつた。昨日、フリー走行で全く同じことをやつたフェリペ・マッサといふドライバーが居たな。何だろな、ドライバーの視点からあの橙色の石は見えないのかな。それにしたつて他の人は壊してないからな。
バトンが追ひ上げるとベッテルがファステストで逃げる。上位はいつも通りの展開だが、もうベッテルを追へるのはバトンただ一人なんだな。その後ろにしつかりと居るアロンソ、それに勝てないウェバーつてとこまで含めて予定調和だな。ウェバーは最終ラップでアロンソの一秒以内に迫つたものの、DRSを以てしても逆転叶はず。
最終周回にピットから釘を刺されたにも関らずファステストラップを記録し、そのことを窘められながらもベッテルが優勝。バトン、アロンソ、ウュバーと続いてマイケル、ニコのメルセデスが順位を確保。ハミルトンはグリッド降格にクラッシュと色々あつて七位はよく入つたと言ふべきか。ハイメ、スーティル、ペレスまでが入賞。フォースインディアは母国でちやんとポイントが獲れて良かつた。インド人ドライバーとしてスポット参戦のカーティケヤンも十七位完走。
レースの外側では制度上の揉め事が色々とある様だけど、とりあへずレースが滞りなく行はれたのは何よりだつた。定着すればいいけどね。インディアが強くなれば大丈夫、かな。次はアブダビか。