大和但馬屋日記

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アイドルマスター」第九話。前回の予告からはシリアス回かと思はれたが、ところがどつこい。演出は「夢喰いメリー」や「キャシャーンSins」の監督さんとのことで、いかにも思はせぶりで重苦しい画面なんだけどね。双子のウザ可愛さが初めて映像化された記念。いつもと少し調子は違ふけれど面白かつた。
話とは別に、EDに「黎明スターライン」を使つて重ねた絵の作り方は唸らされた。「あの映画」と「あのゲーム」を下敷きにいろんな意味を投影してるなあ。最初の胎児の絵と最後の宇宙飛行の絵は円環構造だよね。しかも「ゼノグラシア」のイメージまで摂り込んでしまつたよ。宇宙ヤバイ
2chのアニメスレで、少し前に「アニメ版アイマスアイマス世界における『∀ガンダム』にならうとしてゐる」といふ考察が上がつてて、俺もそれに全面的に同意する。シリーズを重ねて少しづつずれてきて色色ややこしくなつた世界観を一度定義し直して、「アイマスを知りたければまづこれを観ればいい」といふ決定版になるのだと思ふ。