大和但馬屋日記

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どうなるとか言つてるレベルぢやないなこれは。テロ対象にすらなりかねんし、そもそも運営能力が失はれる可能性も高いだらう。エジプトの政変の余波がこんな風に来るとはねー。金持ちの王様の道楽どころではあるまいよ。

たしかに不用意であったかもしれません。彼の国の事情にそれほど詳しい訣でもないので何とも言へませんが、人民側に立つた軍の介入で一往は平和裡に収まつたエジプトとはケースが違ふ様に見えるので、どんな形に収まらうと(どちらが勝たうと)大スポーツイベントを行へる様にはならないのではないかと思つた次第です。デモに参加する民衆が即ちテロリストである/になるとは思ひませんが、有り様によつては国外からさういふ輩も入り込み易くなりませう、と。

Rio -Rainbow Gate!-」は別に面白いわけではないのだが、どこかしらで往年のテクモのゲームの曲をアレンジしたBGMが使はれるので気が抜けない。

KEY THE METAL IDOL」をはじめて最後まで観た。昔友人宅で途中までは観た記憶があるのだが、うーん。結局最後まで、ほんのり期待してたのとは違つてたな。変にややこしい語り口で分り難い話だつた点はおいておくとしても、主人公に纏はる「秘密」と「真実」が、どうでもよすぎる。ネタバレを書いてしまふけど、「自分のことをロボットだと思い込んでゐた女の子は実は人間でした」。これだけの話だつたなら文句はない。しかし、「感情で爆発する先祖伝来の超能力を持つてゐて、それを封じるためにロボットだと思ひ込む様自己暗示をかけてゐた」となると、話が地に足の着かないものになつてしまつて面白みも何もないではないか。種明しが始まるとともに話の最後をイヤボーンで締めるのが見え見えになつてしまつて、実際その通りになつてしまつた。ロボ兵器を作つてる悪人サイドは丸ごと要らなかつたではないか。良くない意味で九十年代らしいアニメだつたな。スタート時の期待感のまま、もう少しシンプルで楽しい話を観たかつた。