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「F1 2010」キャリアモードを始めてみる。さすがにリアル周回数でやれるほど暇ではないので20%程の周回で。チームは初回起動時にバージンを選んでおいた。格好だけなら史上最高クラスのイカすマシンだ。難易度は「むずかしい」、アシスト全オフ。
一時間のプラクティスでコースを覚える。今年の前半は全く観てないから、サクヒールの新しいコースがどんな按配かなんて全然知らんのよな。実際走つてみたら、成程これはドライバーの評判が悪い訣だと納得したね。二速三速のつまらんコーナーがクネクネ続くだけで攻め甲斐も何もないし、ただ退屈でしかも覚えにくい。これなら旧レイアウトの方が良からう。
ま、適当に覚えたら時間を飛ばして予選へ。ノックダウン式の予選システムが採用されてないのは、まあゲームとしては仕方ないとこかね。難易度変へたりしたら変るのかしらん。まあそこはどうでもいいや。チームからは「二十番手以上のグリッドを獲れ」と指示が出た。サクッと走つて十六番手ゲット。バージンとしては有得ん順位だ。
そしてレースへ。あま りに不慣れで酷いペナルティを喰つたので三回ほど再スタートして、ゲームの空気を読める様になつてからいざ本番。タイヤ交換の綾で一時は三番手を走つてみたりもしたが、オプションタイヤからからプライムタイヤに換へた後のグリップ感が全然掴めずにスピンを連発、最後尾から何とか盛返して十九位でフィニッシュ。チームの指示は十八位フィニッシュなので僅かに届かず。この指示を満たすと多くの経験値が貰へるんだらう。
難易度「むずかしい」でもAIはそんなに速くないしクレバーでもない。あくまで「抜く対象」であつて「Forza」みたいな「競争相手」感は薄いな。まあ、あれは別格。二十四台でたかが十周のレースをするのだからこんなもんで十分だ。あくまで「F1ドライバー気分を味はふゲーム」なのだし、そこはしつかり楽しめてる。今度こそ飽きずにシーズンを全うできさうだ。今までF1ゲームで一シーズン走り切つたことが‥‥ああ、「OVERTAKE」はやつたつけな‥‥