■ [GP][2009][italy]2009年第13戦イタリアGP決勝
- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- ヴィタントニオ・リウッツィ(フォースインディア・メルセデス)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- マーク・ウェバー(レッドブル・ルノー)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ロベルト・クビサ(BMWザウバー)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- ティモ・グロック(トヨタ)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ハイメ・アルグエルスアリ(トロロッソ・フェラーリ)
フィジケラがフェラーリに移籍、空いたFインディアの席にはリウッツィが収まり、地元イタリア人大フィーバーなグランプリ。予選順位だけを見ればフィジコはFインディアに残った方が良かった様にも思えるが、そこはやはり特別なものがあるのだろう。
今回、ルノーが久し振りにKERSを搭載。上位グリッドはメルセデスがほぼ独占、トヨタが下位に苦しむという明らかなエンジンサーキット。
さてスタート。KERSを活かしてライコネンが二番手に浮上、スーティルは三番手に。ウェバーリタイア。バックストレートでリウッツィがコバライネンを抜いた。Fインディア速い!
コバライネンはハード側のタイヤで燃料も重いためか、順位が下がる一方。
五周目にロズベルグが早くもピットイン。
- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- ヴィタントニオ・リウッツィ(フォースインディア・メルセデス)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- ロベルト・クビサ(BMWザウバー)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ティモ・グロック(トヨタ)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ハイメ・アルグエルスアリ(トロロッソ・フェラーリ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
ウェバーのリタイア原因はロッジアでのクビサとの接触、これによりクビサはフロントにダメージを負いながらも走行を続けていたが、九周目にオレンジボール旗がクビサに対して掲示され、クビサはピットで直ちに修理を受けなくてはならなくなった。ハンガリー以降、この辺のことには厳しくなっているのがわかる。
スーティルがライコネンに接近、面白いバトルになりそうだ。ハミルトンはソフトタイヤのタレを訴えている。それでもファステストを出してライコネンとの差を開く。
十六周目、ハミルトンがピットイン。クビサが再びピットインしてガレージへ。ニコも再びピットイン、こちらはレースに復帰。
十七周目、スーティルがピットイン。ライコネンとの位置関係が気になる。
二十一周目、アルグエルスアリがガレージに戻りリタイア。
二十三周目、リウッツィがトラブルでリタイア。七速に入れた瞬間にエンジンがレブッた。ギアがなくなった様だ。
レースはブラウン二台がレースをリード。一回ストップ作戦ならこのまま逃げ切ることは可能。ハミルトンは十一秒遅れ、この差を縮めないと勝てない。
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ティモ・グロック(トヨタ)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
二十七周目アロンソがピットイン。次の周にコバライネンとベッテル。この辺は一回ストップ。
二十九周目にバトンが入った。次の周にバリチェッロ。バトンの前に戻る。タイヤ選択が正反対の二人だが、勝つのはどちらか。ハミルトンはどう絡む。
- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- ティモ・グロック(トヨタ)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
三十五周目、ハミルトンがピットイン。バリチェッロとバトンの前には出られなかった。勝負あったか。
三十六周目、中嶋とトゥルーリが一回きりのピットイン。ここまで引張る意味がどこに。そんなにタイヤを選ぶのか。しかもグロックはまだ入ってない。
三十八周目、ライコネンとスーティルが同時にピットイン、前後関係はそのまま。
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ティモ・グロック(トヨタ)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
残り十周を切ってバトンとハミルトンの差が縮んでくるが、キャッチできるかどうか。ライコネンとスーティルの差もほとんどない。メルセデス、メルセデス、メルセデス。
残り五周、中嶋とトゥルーリが第一シケインでホイール同士をヒット。トゥルーリが後退してグロックにも抜かれ、これでアドレナリンが噴出したトゥルーリがグロックに対してラフなアクションを取った挙句レズモでコースアウト。こういうことやっちゃうのがヤルノらしいとこではあるんだけどねー。
このまま何事もなく、かと思ったら最終ラップ、三番手ハミルトンがレズモで激しくクラッシュ。タイヤを始めデブリを盛大に撤き散らし、画面にはセーフティカーのサイン。しかしもちろん、セーフティカーが出る間もなくバリチェッロがチェッカーを受けて優勝を決め、二位にバトンが入り、久し振りのブラウン1-2。ハミルトンが消えて三位にライコネン、四位スーティルは0.4秒差。以下アロンソ、コバライネン、ハイドフェルド、ベッテルまでが入賞。完走はクラッシュしたハミルトンを含む十六台、終ってみればまさかのブラウン大活躍となった。ブエミもどうやら最後はピットに戻った模様。
トロフィーの形が冠スポンサーのサンタンデルの商標そのままと言われて昨年に物議を醸した筈だけど、今年も同じデザインなのか。
これでヨーロッパラウンドは終り、残り四戦。次はシンガポールのナイトレース。
- ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP・メルセデス)
- ジェンソン・バトン(ブラウンGP・メルセデス)
- キミ・ライコネン(フェラーリ)
- エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
- フェルナンド・アロンソ(ルノー)
- ヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
- ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
- セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
- ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)
- 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
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- ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
- セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
- ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
- ロマン・グロージャン(ルノー)
- ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)