大和但馬屋日記

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2009-04-05

[][][]2009年第2戦マレーシアGP決勝

録画観戦。酒が入って眠いので最後まで保つかどうかは分らないけれど、目覚しい展開になるよね? ね?

スタート、バトンがローンチに失敗したか、四番手に後退。ロズベルグトゥルーリアロンソの順に第一・第二コーナーを抜ける。しかしサンウェイラグーンでバトンがアロンソを抜いた。コバライネンがコースアウトして0周リタイア、クビサがスタートできずに最後尾。トラブルか。コバライネンの挙動は異常だな。

ブエミがピットインしてノーズ交換、クビサはコース脇にマシンを停めてリタイア。

三周目最終コーナーでバリチェッロがアロンソを抜くがオーバースピード、抜き返される。しかし次の一コーナーで難なく料理。ブラウン相手に為す術なし。

五周目九コーナー、グロックがウェバーのイン側に捻じ込むが少々強引すぎ、ウェバーにウイングを踏まれてダメージ。去年と同じ感覚で入ってっちゃ駄目でしょ。

七周目、「雨が来るよ」という無線。空は真っ黒。

九周目、ハイドフェルドがコースアウトしてベッテルとハミルトンに先行を許す。BMWは辛そう。

アロンソ渋滞がひどいな。十周目、ライコネンがようやくこれをパス。重いアロンソに付合されたんじゃ軽いライコネンは堪らない。

十三周目、ウェバーがサンウェイラグーンで仕掛けるがアロンソ守る、最終コーナーで再びウェバーが前、しかしKERSの威力でストレートでまたアロンソが前に。ところが一コーナーでオーバーラン、ひとまずウェバーが前で決着。前戦に比べるとKERSの功罪がはっきり見えて面白い。

十六周目、トップのニコがピットイン。ソフト→ソフトを選択。四番手でコース復帰。

今年の放送で地味に驚きなのは,フェラーリのチーム無線が普通に入ることだな。

そのフェラーリ、十九周目にライコネンがピットインしてヘビーウェットに交換。まだ雨らしい雨は来ていないので、ちょっと危なすぎる賭けな気が。続いてバトンがピットイン、普通にソフトタイヤを選択。そりゃそうよねー。

二十二周目、雨の降っているセクションでアロンソがコースアウト、辛うじて復帰。これを見て各車続々とピットイン、ウェットタイヤに交換。この間にライコネンがどこに出られたか。そのライコネンのチーム無線、「The tyres were ホニャララ destroyed」あーあ。壊れてやがる、早すぎたんだ。

ハミルトンとウェバーの攻防。ハミルトンの挙動が辛そうだな。ウェバーはハミルトンの後、ハイドフェルドも抜いて五番手に。雨になって相対的に動きが良くなってるな。ハミルトンはエンジンのリミッターに早く当るトラブルを抱えているらしい。

レースの折返し、二十九周目。二回目のピットインを行う車が出はじめた。ヘビーウェットが合わなかったのか、各車給油は行わずにインターミディエイトタイヤに交換。しかし一部では雨が強まっている模様。タイヤ選択が明暗を分けそう。一旦インターミディエイトに換えたグロックはまたヘビーウェットに。失敗したねー。

おお! 近くに落雷して国際映像が一瞬落ちた。こんなの初めてだ。

三十二周目、前が見えない程の雨でフィジケラベッテルがリタイア。セーフティカー導入。これは一昨年のニュルに匹敵する天候じゃないかな。

ブルデーが「とても運転できる状態じゃない!」と悲痛に訴えたところで赤旗中断、三十三周目。各車ホームストレートにマシンを停めてレース再開を待つ。

丁度いいので順位を整理。

  1. ジェンソン・バトン(ブラウンGPメルセデス)
  2. ティモ・グロック(トヨタ)
  3. ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
  4. ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
  5. ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGPメルセデス)
  6. ルイス・ハミルトン(マクラーレンメルセデス)
  7. ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズトヨタ)
  8. マーク・ウェバー(レッドブルルノー)
  9. フェリペ・マッサ(フェラーリ)
  10. セバスチャン・ブルデー(トロロッソフェラーリ)
  11. ネルソン・ピケ(ルノー)
  12. フェルナンド・アロンソ(ルノー)
  13. 中嶋一貴(ウィリアムズトヨタ)
  14. キミ・ライコネン(フェラーリ)
  15. エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)

以下リタイア組。

うわー、雷鳴轟いてるなー。一瞬画面にカラーバーが出たよw

ライコネンのマシンがピットに押戻された。どした?

で、じーっとビデオ観て待っていたら、日没が近付いたためにレースは再スタートなしと決定。レースは全周回数の七十五パーセント未満で成立、順位は確定の上ポイントは半分となる。

これはやっぱり、ヨーロッパ人の傲慢な考えが招いた事態としか言い様がないな。雨の多い熱帯地域で夕刻にスタートするのがおかしい。ヨーロッパのTV時間に合せてこんなグダグダな放送を見せて、ヨーロッパの人は誰か喜んだのだろうか。まさに誰得というやつだ。

世界を転戦する大イベントなんだからさ、もっと地元を大切にしようよ。未だに植民地主義思考なんだよな、あちらの連中は。