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「ゴルゴ13」のアニメは安定して面白いけれど、屡々「TVアニメにも五十分の枠があれば」と思ふこともある。尺が足りなくて説明不足といふことはないが、味はひとか余韻のやうなものが欲しい話があつて。かといつて二週に分けて前後篇にしたのでは、それは説明の為の尺取りでしかないし、まあ、ちよつと物足りない位が丁度良いといふのが納得のしどころか。

「ライドバック」アニメ版が来年(AT-Xでは一月下旬より)始まるとかで番宣が流れ始めてゐる。なんかやけに楽しげな雰囲気だが、これフェイクだよな? 原作はメカアクション描写が素晴しくて一時期楽しみに読んでゐた。あの動きがアニメでちやんと表現されたとして、それが面白いかどうかは分らない。漫画ならではの「動き」の表現がアニメのお決まりの手法に取込まれる過程に面白みが生れるかどうか。