大和但馬屋日記

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yms-zun2008-04-10

Forza2」地域別北米R2クラス。手持ちの出走可能車の中からバイパーを選んだらこれが何故かR3クラス。R2だけでグリッド埋められるほどアメ車にR2クラスが用意されてないんだな。適当やなあ。で、ハードAI相手にR3では歯が立たないのでR2のコルベットを選んだ。サンセット逆走とロードアトランタは勝てたが、セブリングでドハマリ中。AIが速すぎる。他の車種・クラスならAIが苦手としてる筈のコーナーを、何故か全力で抜けて行きやがる。実質、第一コーナーでしか差を詰められない。無理ゲー? いや、パーフェクトに走ればこつちの方が速いのは確かだ。それがレースの間完全にこなせないだけで。

北米Rクラスのドライバーにはペドロ・ラミーとマッシミリアーノ・パピスとオリビエ・ベレッタが居る。何れも言はれなければわざわざ思ひ出さないほどパッとしなかつた元F1ドライバー。パピスのファーストネームを覚えてた自分にビックリだ。調べたら、今もアメリカン・ルマンシリーズで活躍中とか。道理で。

結局といふか、当然「斑鳩」は買つてない。「どうせクリアできないから」「難しいから」「言はれてるほどいいゲームぢやないから」さうぢやない、さうぢやないんだ。さうではなくて、「斑鳩」は完成度が高すぎるんだよな。いやそれも少し違ふな。なんといふか、「斑鳩」はそれ自体で完結してゐて、プレイヤーを必要としてゐない。少なくとも、ワシは必要とされてない。ワシなんかが居なくても画面上のオブジェクトは勝手に飛び回り、美しい弾幕を描いてゐる。ワシはそれを掻乱すだけの邪魔者だ。綺麗なアート空間で空気を読まずに暴れる道化者だ。自らアートの一部になるには、完璧に空気を読んで態度を白黒一転させ、努めて美しく振舞はなくてはならない。ただプレイして、クリアしても駄目なんだ。それでは却つて自分の駄目さを突きつけられるだけなんだ。わざわざ金を払つて場違ひなところで気拙い思ひをするのは嫌だから、ワシは「斑鳩」には金輪際触らない。