■ [GP][2008][german]2008年第10戦ドイツGP決勝
スタート、クビサがヘアピンで四番手までジャンプアップ。ライコネン七番手に後退。ソフトタイヤの選択がハマッたかな。
四周目、アロンソがトゥルーリを一コーナーで狙うが失敗、この失速を突いてライコネンが二コーナーでアロンソを抜いた。トゥルーリ行列ができている。
クルサードが随分下がっているな。どうした。
十四周目、タイミングモニタ上のコバライネンの順位がズルズル下って最後尾に落ちた。停った? と思ったが次の周で元に戻った。計時システムのエラーだったようだ。
ハミルトンとマッサの差が十秒に拡がっている。
十九周目にハミルトン、二十周目にトゥルーリとアロンソ、二十一周目にマッサがピットイン。アロンソやマッサはソフトタイヤを選択。ラバーが乗っているとソフトの方がタレにくいらしい。気温が低くてハードに熱が入りにくいというのもあるかもしれない。
二十二周目、コバライネンがピットイン、マクラーレンは当初のセオリー通りにハード→ハード。二十三周目ライコネン、マッサと同じくソフトに変更。フェラーリは攻めに出た。
三十周目、三番手のグロックがピットイン。やはりソフト→ソフト。ベッテルとアロンソの問に復帰、今一番熱い集団。いきなりバトル。
バリチェッロとピケはもしかして一回ストップ作戦か。三十三周目にバリチェッロがピットイン、残り三十五周。給油量が分らなかった。ソフトタイヤだがスタート時はどちらだったか。
三十六周目、最終コーナーでグロックの右リアサスが壊れてホームストレート上でクラッシュ、コース上にデブリが散乱してセーフティカー導入。グロックは腰を傷めたかもしれない。
ピケがこのタイミングで丁度ピットに入っていて、これは大チャンス。十四番手で復帰、一回ストップならここから順位は下がることはない。
三十九周目、ピットレーンオープンでほぼ全車がピットイン。ハミルトン、ハイドフェルド、バリチェッロ、スーティル、中嶋だけが入っていないのか。ピケ三番手。これはおいしい。
ピットレーン内でアロンソとベッテルが並走になり、アロンソは止むなく白線カットでこれをかわした。これは問題になりそうだ。
四十一周目、中嶋入った。これは丸損。
ウェバーはピットアウト直後から白煙を吹き、結局ストップ。
四十二周目、レース再開。
四十四周目、コバライネンがクビサを、ライコネンがアロンソを抜いた。アロンソはロズベルグにも抜かれる。四十五周目、ライコネンはベッテルも抜いて八番手に。さらにトゥルーリも抜く。オーバーテイク大会。前が詰ったのがキミにとっては幸いしたか。
五十一周目、ハミルトンがピットイン。四番手でコース復帰。これは厳しい。五十二周目、コバライネンがハミルトンを前に出した。首位ニックがファステストラップ。しかし五十四周目、二度目のピットイン。ピケトップ。行けるか? 行けるよな? 放送席が何も言わないのは二回ストップだと思ってるのか?
五十七周目、ヘアピンでハミルトンがマッサを抜いた。カッとなったマッサは次のコーナーでアウトから仕掛け返すが失敗。
川井氏がやっとピケ優勝の可能性に気付いたか。一方のアロンソ、単独スピン。
六十周目、やはりスピード差は如何ともし難くハミルトンがトップに立った。いやしかしピケ頑張れ。ラインネン、クビサを抜いて六番手。
最終ラップ、ピケ二番手は安泰。マッサはハイドフェルドに追われている。
ハミルトンが二戦連続の優勝、そしてネルソン・ピケが自身初の二位表彰台。ブラボー!
三位にマッサが踏留まり、ハイドフェルド、コバライネン、ライコネン、クビサ、ベッテルまでが入賞。完走十七台、セーフティカーで得したとはいえ、チャンスをしっかりモノにしたピケとルノーチームに祝杯を挙げたい。やっぱりチャンピオン経験のある強いチームは違うね。
勝利者インタビューのハミルトンの発言は微妙だなあ。あれではチームオーダーがあったと受取られないか? まあ、見え見えではあるのだけど。
ともあれ、ルイスがランクトップのまま、次はハンガリーだ。