大和但馬屋日記

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衝突Gの求め方が分らない

yms-zun2007-03-14

物理にも数学にも弱いのでとんと分らない。
ある物体(例へば自転車)が壁に衝突した時にかかるGが1Gになるのは時速何キロの時か、みたいなのはどうすれば求まるのか。面倒くさいので地面との摩擦や空気抵抗やブレーキによる減速等は考慮しなくていいや。
ええと、ぐぐる様に「重力加速度」と訊ねると重力加速度 = 9.80665 m / s2との御託宣が。m/s2といふ単位の意味は? 距離割る時間の二乗? でもこれはあくまで加速度だからなあ。質量何キログラムの物体が時速何キロで壁に衝突した時のエネルギーが云々といふのにどう当て嵌めたらよいのだか。そもそもここで持出す意味はあるのかとか。
むう。
いやちよつとまて。要するに停止状態から一秒で9.80665m進んだ時に掛ってる力が1Gってことだよな。加速度が直線的だとしたら一秒後の速度は約35km/hといふことでいいのかしらん。いやこれは絶対に違ふな。微分だか積分だかが要るな。まあいいや。とりあへずそれと同じ速度から一秒で停止した時に掛るのも同じ1Gといふことでいいのか? 十分の一秒なら100Gで百分の一秒なら10000G? そんな馬鹿な。さうでもないのか。どうもピンとこない。大体その理屈だとどんな速度でも衝突の瞬間のGが無限大になる気がするぞ。

上の段落は完全に間違つてるな。むしろ「停止状態から一秒後に35km/hになる加速度」か。9.8mも進む訣ではないと。まあいいや。

根本的に間違つてる気もしつつ馬鹿を晒しておかう。

うおお、有難いです。

でも、1Gの衝撃って、モバイル機器とかの落下試験データを見ると、スゴく小さい様に思えるのだけど、どうなんだろ。モノが軽いからか?
/* それ以前に、「衝撃力の定義」って、物理的にどうなの?工業的にはなんとなく決まっているような感じだけど、そういったモノって何処にある? */

衝撃試験はやったこと無いから、全然見当違いなことを言ってるかも知れないがとりあえず。 - gobbledygook

実はそもそもの疑問の発端はそこにあつて、あるGPS受信機の耐衝撃性能が6Gであると。ではその6Gつて具体的にどういふ数字なの? 自転車に付けたら壊れるつてこと? といふのが知りたかつたのです。
しかし調べれば調べる程「それつて工業的な単位として意味あるの?」といふ疑問も出てくる訣で。まあ加速度センサなんてものがあるわけだから定量的に測ることは可能なんでせうが。
まさかとは思ふが「人の手に持つた高さから固い床に落した衝撃が1Gで耐へられるのはその六倍」とかそんなんぢやあるまいな。

追記

検証頂いてゐます。有難うございます。

手からHDDを1mの高さから落とした場合、瞬間的に100Gかかるらしい。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kamisiro/diary/d0703.html#d2007-03-15

さういふものだとすると、6Gで壊れる機械つて何なんだといふ気もしますが‥‥どこに基準を置くかで変るんでせうか。