大和但馬屋日記

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ワンダーフェスティバル2007冬

yms-zun2007-02-25

勿論行つてきた。前日に引続き、冷え込みが厳しい。今季、外に出かけるのに一番の厚着をした。
朝九時過ぎにTWR国際展示場駅に到着。茉森・亜方氏らとともに入場チケットは事前に入手してゐたので東京テレポート駅から降りればよかつた、と気付いたのは改札を出てからだつた。行列に沿つて歩いてみれば案の定、最後尾はパレットタウンの観覧車を過ぎてビーナスフォートの入り口のところにあつた。東京テレポートからなら徒歩一分だ。ぎゃふん。
列に並んだらほどなく入場が始まつて、会場入りできたのは十一時丁度あたりだつた。とにかく寒い。
早速会場の端から巡回を始める。特に事前チェックなどはしない主義。主義といふか、どうせチェックしても分らん。
会場の第一印象は「狭い」そして「人が多い」。それあいつものことだけど、従来比の印象としてもさう思つた。keyword:ワンフェスを毎回メンテしてるので参加ディーラー数が回を重ねるごとに百単位で増えてゐることは知つてゐるから余計さう思ふのかもしれないが、ともかく人の流れがあちこちで滞留して歩きづらく感じた。ディーラー配置の問題でもあるか。
それから、今回は個人的に「ネタが濃い」と思つた。一緒に歩いた怪獣好きの茉森氏と二人で「第二期ウルトラ怪獣が異様に増えたよな」と話す。あとで蒔子先輩にそのことを話したら「ウルトラマンメビウス」で過去作の怪獣が出てくる影響で第二期ウルトラにスポットが当つてるんぢやないかと。なるほど納得。それ以外にも個人的なツボが結構押される感じで、なかなか巡回ペースが上がらない。
あともう一つの印象として「完売」率が異様に高い気がした。午前中のこの時間で、この手のアイテムまでもが完売してるか普通? と思ふ様なものが沢山あつた(出来の良し悪しではなく選択されたモチーフレベルで)。人が多いといふ印象とも合致してゐて、つまり初動の瞬殺率がものすごく上つてる。物を買ひに行くイベントとしてみると殺伐さも増してゐるのかもしれない。ワシはまだそこまで目が釣上つてないからいいけど。つか、たぶん転売ヤーも増えてんだらうな。
前回の夏に「ARIA」関係のフィギュアを沢山見たので今回も当然あるだらう、灯里さんのいいのがあれば一つ買はうと思つてゐたのに、なんかもうほとんど消滅してゐた。あるのは社長関係ばかり、あとはアリシアを何箇所かで見かけただけで他のキャラはほぼ全滅。目に入つた範囲では灯里とアリスとウッディーがそれぞれ一つづつしかなかつた。何それおまいら移り気過ぎだろといふか、やはりアニメドリブンですかといふか。もちろん何に移つたかといふと憂鬱の人関係。やはりアニメドリブンですか。
ゲーム系では「エグゼリカ」のクルエルティアがあつたのと定番のビックバイパーシルバーホークやダラボス関連。あとブラックフライもあつたけど売切れ、これは残念だつた。で、最高に受けたのが「可変ビッグコアMk.II」。まだ試作だつたけど素晴しい出来で、販売されたら是非欲しいと思つた。
購入物はワンダーショウケースペンネさんの他にトコトコ人形風マンモスフラワーと「ペルソナ3」のアイギス、そして「コッペとBB団」のコッペの四点。コッペは未塗装の完成見本を見て飛びついた。「コッペください」と声を掛けたら「コッペが売れたよ‥‥」と感動してゐた。「はしもとしん先生の絵が好きなんですよー」「つぎはかちょーも作らうと思つてるんで」云々と盛上る。好きなモノをつくるのが一番だよな、うん。
因みにラノベ関係はやはりフィギュアのモチーフとしてはマイナーで、エリスが二点ほどとモモが一点、あとは「終りのクロニクル」とか「まじしゃんず・あかでみぃ」くらゐか。まあ憂鬱の人関係を入れると会場の大半がラノベ関係といふことになるが、これはノーカウントだ。あと秀逸だつたのは「フルメタル・パニック!」のアーム・スレイブを網羅したブースで、その中にボン太君スーツまできちんと含まれてゐたのに受けた。
そんなこんなで昼飯以外に休みを入れなくても会場の半分しか巡回できなかつたのは負けつぽいが、回つた分は楽しめたのでむしろ勝ちといふことにしておく。
その後は打上げの呑み、そして帰つてダベつて寝て終了。楽しかつた。