大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

諸説ヒンプン

ヒンプンとは沖縄の民家の軒先にある目隠しの壁のことです。
昨日のヒコーキ漫画の件、いろいろご意見いただいてをります。といふか、本題である乱土労馬さんの方の疑問が解決してゐないのに申し訣ないです。

寸゛さんが書いてるのはもしかして「仮面少尉」のことかなあとか思った。ああでもちょっと時期が違うかも。

2006年12月28日 DocSeri 書物 松本零士の「ザ・コクピット」の一篇ではなかったかな。タイトルまでは思い出せないけれども。

題名覚えてないけど、確か、新谷かおる の作品じゃないかな、と。もしかしたら松本零二かも知れない。(絵柄で覚えてるタイプなので)

まづ「仮面少尉」ですが、これは調べてみたところやはり違ひました。といふか、調べていくとそのものズバリなPDFファイルが出てきて驚きましたよ。「0戦やまと」のシリーズなんですねえ。すみません、名前しか聞いたことありませんでした。
で、松本零士新谷かおるか、といふ辺りですが、んー、今にして思へばあの絵は新谷かおるだつたかもしれない‥‥まだヲタクになる前のボンクラな小僧だつたので(もちろん今もボンクラですが)、作者まで気が行つてなかつたなあ。でも流石に松本零士の絵ならそれとして覚えてゐるはずなので、今私の脳内では新谷かおるの絵で記憶が再構築されてしまつてゐます。
昨日具体的に書かなかつた「謎のパイロットが正体を顕すシーン」はこんな感じでした。
主人公と謎のパイロットのやり取りで、最新鋭機の名前が出る。すると謎のパイロットは「○○(飛行機の名前か型式)は飛行機じゃないさ」とおどけた表情で肩を竦め、顔の下半分を隠したスカーフを下ろして言ふ。「この‥‥オレ‥‥さ‥‥」
スカーフの下は完全な機械の体で、実は彼は最新鋭機のパーツそのものだつた、といふオチでした。
最新鋭機は二重反転プロペラだつたかもしれないけど、なんとなく「震電」の様な形だつた気もしてて、もしかしたらジェット機だつたかもしれません。この辺記憶がチョー曖昧。
で、調べてみたんですが、どうもこれがビンゴくさいですな。新谷かおる氏の公式サイトの作品一覧。

1979年、「冒険王」八月号に掲載されたといふ「プロトタイプ3000」。「スカイライダー(番組名は『仮面ライダー』)」放映年の夏の冒険王に載つてたのだからたぶん間違ひないでせう。作品名でぐぐると内容に合致すると思しきコメントが2chの過去ログにも見当りますし、傍証としては十分な気がします。
これが載つてゐるコミックスが探し出せればいふことはないのですが、まあ、当面の結論としては満足できさうです。
皆様有難うございました。といふかこちらだけ解決してしまつてroverさん本当にごめんなさい。