大和但馬屋日記

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iTunesその後

その後もなにも、6にしたまんまといふか、そもそも本来の目的であつたアルバムのインポートが済んだのでまた当分起動することもないわけで。

井の中の大和但馬屋日記の文面を読む限り、CDの読み込み以外に問題はいように思う。その後の膨大なご苦労を思うと、お気の毒と感じるが、もう少し別の解決法があったのではないかと思う。(とりあえずiTunes7に踏みとどまるとか、ライブラリの書き戻しに関する情報を集めるとか)

iTunes7 FAQ - iTunes for Windows まとめ - アットウィキ等によると、ライブラリファイルに関してはiTunes7へのアップデート時に旧版のiTunes Library.itlが自動でバックアップされることが分つた。故に、一からライブラリ構築をし直したのは若干無駄骨気味。まあ、前に整理してから随分時間が経つてゐて、ライブラリに追加し忘れてゐたものがあつたりゴミが残つてゐたりもしたので、作業自体が無駄であつたとは思はない。ただそれを思ひもよらぬタイミングで半ば強制的に行ふ必要に迫られた(と思つた)のだから、文句のひとつも垂れようといふものである。
しかしとりあえずiTunes7に踏みとどまるといふのは意味が分らない。自分は別にiTunesを常に起動してPC上で音楽を再生してゐたいわけでは全くないし(PCのHDDをそんなことで酷使するなんてとんでもない)、iTMS改めiTSから常に最新のデータを購入して充実したiPodライフを送りたいわけでもなく、ただ買つてきたアルバムをリッピングしてiPodに転送したいからそのためのツールを必要としてゐるだけなのであつて、それが満足にできないバージョンにとりあへず踏み止まることに何の意味があるのだらうか。といふか、それのどこが別の解決法なのだらうか。もちろん別のツールでリッピングしてからiTunesでライブラリ登録し、iPodに転送するといふ方法はあるが、そこまで面倒なことをするならダウングレードするのとさして変らない。
尚、インポートが遅い件についても前述のまとめサイトを見る限りではインポート時にiTunesの画面をCDの楽曲一覧以外のプレイリストなどにすると回復するという報告ありなどとあるが、これが正常な動作であるとはとても認め難い。そんな「映りの悪いテレビの角に四十五度チョップ」みたいな方法に頼つてまで不具合を抱へたバージョンを使ひ続けるよりは、少々の苦労を経てでも動作が安定してゐることを体感的に知つてゐるバージョンに戻した方が良いに決つてゐる。
なにかをかしい点があるだらうか。もちろん、不具合のない人は心置きなく新しいものを使へば良い。ワシの環境では不具合があるのだから関係のない話だ。