大和但馬屋日記

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東京ジオサイトプロジェクト4写真集

日比谷立坑

  • 日比谷立坑
  • 日比谷共同溝
  • シールド切羽
  • シールド切羽
  • 日比谷立坑

立入りが許されるのは恐らく最初で最後であらう、到達点の日比谷立坑。虎ノ門に比べると少し径が小さいやうだ。貫通後に分解されたシールドマシンのカッターブレードが展示されてゐた。あの頃の姿を思ひ返すと、変り果てたものだ。御苦労であつた。

日比谷共同溝内

  • ピカチュウ一号
  • 地底の青空
  • 立坑貫通予定地
  • 鋼製坑道
  • 桜田門コーナー

日比谷から桜田門に向ふ横穴。日比谷界隈は昔入江だつたのを埋めた土地だからか、土質の関係でコンクリートのセグメントが使へず、鋳鉄製の頑丈なセグメントが用ゐられたさうだ。黒々として格好いい。
小さなバッテリー機関車が小型重機を運ぶ。見かけによらず凄いトルクを発生するのだな。
斜めの突張りはトンネルの分岐点。立坑を後から貫通させる際、トンネル外壁の円構造が一時的に壊れてトンネルが圧壊するのを防ぐための支へださうだ。

桜田門立坑

  • 桜田門立坑
  • 桜田門立坑

桜田門交叉点での直角カーブの中央にある立坑。径は見た中で一番小さい。

危険領域

  • 罠です
  • 重装鉄球
  • ピカチュウ二号

見通しの悪いS字カーブで嫌な予感がした。敵の新型兵器に襲はれて死ぬかと思つた。目の前に女性隊員が倒れてゐた。軍の新兵器を発見するも、戦闘の役には立たなさうだつた。

虎ノ門立坑

  • 虎ノ門立坑
  • 攪拌アーム
  • 記念品

終着点、といふか起点。訪れるのは四度目。これが最後かと思ふと感慨深い。こちらにもシールドマシンの形見があつた。
地下一階は掘つた土の再処理施設がすべて撤去されて広々とした空間になつてゐた。ここは埋戻すのかと訊ねてみたら、普通はさうするところだが、ここについては銀座線虎ノ門駅と旧文部省舎(商業テナントに改装予定)を結ぶ地下コンコースにする計画があるとか。もしそれが実現して完成したら、今日を思ひ出すために是非足を運びたいものだ。
記念品としてマウスマットを頂載した。有難う。