大和但馬屋日記

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謎のバッテリー

帰省に備へてデジカメ用のニッケル水素電池をチェックしてゐたら、これがどうもをかしい。四本づつ、二セット(A、Bとする)を交互に使つてゐるのだが、それがこんな塩梅だ。

セットA
ジオサイトの為に充電して、その日の撮影に使つたまま。それなりに消耗してゐる。
セットB
ジオサイト前に豆電球で放電しておいたもの。劣化防止の為に再充電はしてゐない。

で、セットBを充電しようと思ひ、その前に改めて豆電球ボックスに繋いでみたら、まだ煌々と電球が輝く。これはまあよくある話で、しばらく休ませた電池は少し回復するものだ。それでも試しにとデジカメに装填してみたが、全く反応がない。バッテリー切れのサインすら灯らない。あれほど電球が輝いたわりには、パワーは残つてないのか。
首を傾げつつセットAに入換へてみれば、こちらは充分動作する。しかしここからが謎。このセットAを電池ボックスに繋いでも、電球が灯らないのだ。電球の回路が壊れたかと思ひ、再びセットBに入換へるとまた電球は輝いた。もう一度整理するとかうだ。

セットA
デジカメを駆動するだけの力はあるが電球は無反応
セットB
デジカメは全く無反応だが電球は明るく輝く

何だか妙に事象が捻れてゐる様に思へるのは気のせゐか。
原因は分らないままだが、セットBの方が四本とも正負両極が酸化したのか何なのか、まるで梨地のやうにざらついてしまつてゐたのを見つけた。そこでサンドペーパーで平らに磨いた上にコンタクトZ処理を施し、デジカメにセットしてみたら、バッテリー切れのサインが出た。うむ、こちらは正常になつたかな。その後セットBに充電したら、普通に使へる様にはなつた。一つ解決。
電球がセットAに対しては無反応である原因は不明。謎だ。