大和但馬屋日記

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かくも具体的な災厄

しまけんさん(id:shimaken)の日記より、四半世紀後にやつてくる大災厄の予測記事。映画「ディープインパクト」を地で行くやうな、小惑星の地球衝突だ。NASA公式サイトSentry: Earth Impact Monitoringによると現時点での衝突の確率は2.2%(四十五分の一)。観測データが増えるに従つて、確率は徐々に増加する傾向にある。
で、これを見て、オラ何だかワクワクしてきたゾ、みたいな感覚に囚われてしまつたのだ、仮令不謹慎だと罵られようと。
もちろん、本当に地球に衝突するやうなことになれば、オレやオレの大切な人やオレと直接には関係なくとも互ひに大切に思ふ誰かと誰かの命が数へ切れないほど失はれることになる。それに、衝突が回避されたとしても、押迫つた危機がもたらす不安によつて、世界が大きな混乱に巻込まれる可能性もなくはない。さうしたことを望んでゐる訣ではない、としておかう。
ただ、少くともこれはノストラダムスの予言の如く不確かなものでなく、具体的な数値をもつて予測可能な「そこにある危機」だ。時間もまだ二十五年近くある。故に、人間にはまだ幾らでも出来ることがある、はずだ。この情報がさらに危機性を増してきて、それが世界中に周知となつた時に、人類が果してどういふ対応を取るか、そしてオレはその時どうしてゐるだらうか。さうしたことを考へると、何か無駄に心躍つてしまふのである。まあ、何も感じないよりはマシだらう。
とりあへず、アレだな。今すぐ南極に取付ける巨大なエンジンの開発に着手することだ。セイウチに注意すること。
あとはさうだな、どこかにゐる筈のテム・レイ氏に息子を作つてもらひながら、並行してνガンダムの開発を進めとくか。宇宙歴は適当に遡つといて。