大和但馬屋日記

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ほほづき市

昨夜、自転車で家に戻つたら人や自動車が一杯で思ふ様に前に進めず困つた。何事かと思つたら、さうか、今日は四万六千日ですか。今年は三社祭もほとんどスルーしてしまつたので、せめてなけなしの季節感だけでも手繰り寄せたいと思つて枝ほほづきを一本買ひ求め、序でに鉢植えも買つて実家に送つた。
もう職場にゐるから確かめやうもないけれど、たぶん今日ほほづきを買はうとしても浅草界隈には跡形もないと思ふ。浅草の祭りとはさういふ物で、たとひ同じ週末でも一日経てば何事もなかつたかの様に日常に戻つてしまふ。ハレとケの区別がまだ生きてゐる。