大和但馬屋日記

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年の差なんて

仕事のBGMに「ナムコット・ゲーム・アラモードII」を聴いてゐると懐かしさに涙が出さうになる。普通の人は「ファミスタ」に反応するのだらうが、オレの場合は「ファミリーサーキット」だ。ノンストップで延々ループしつづける呑気なBGMをバックに、当時ニッサンシケインなどといふ無粋なものがなかつたために一体何画面分あるかもわからない長大なユノディエールを流し続けた日々。で、すぐにエンジンが焼きついてスローダウンしやがんの。這々の体でピットに戻つたら、一体何時間かかるか分らんけどピットクルーが必死でマシンを直してんの。脇のホームストレートをライバルが駆け抜けていくのを悔しさうに見ながら、それでもマシンが直るのを待つてんの。やつと直つたと思つてコースに出たら、自分がすつかりスピード感を失つてて最初のコーナーの壁にぶつかつてクラッシュリタイアしてやんの。バーカバーカ。レースゲームの真髄ここにありだ。
このゲームのBGM、「クイズ年の差なんて」のオープニングに使はれてゐたのは密かに有名。