大和但馬屋日記

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2004-08-15

[][][]第13戦ハンガリーGP決勝 70周 (晴/ドライ)

スターティンググリッド。

  1. M・シューマッハー
  2. バリチェッロ
  3. 佐藤
  4. バトン
  5. アロンソ
  6. ピッツォニア
  7. モントヤ
  8. フィジケラ
  9. トゥルーリ
  10. ライコネン
  11. ウェバー
  12. クルサード
  13. パニス
  14. クリエン
  15. ゾンタ
  16. ハイドフェルト
  17. パンターノ
  18. バウムガルトナー
  19. ブルーニ
  20. マッサ

バリチェッロがフォーメーションラップのスタートに失敗したが自力で走ることはできたので問題なし。ブルーニはエンスト、そしてバウムガルトナーはグリッドに就く前にピットへ向った。

スタート、アロンソがものすごい飛び出しでバトンとタクを抜き去り、モントヤもBAR勢に襲いかかる。後方ではゾンタが他車と接触したが、そのまま走行している。タクはこのあたりの混乱でトゥルーリライコネンにも順位を奪われて八番手まで後退した。八周目の順位。

  1. M・シューマッハー
  2. バリチェッロ
  3. アロンソ
  4. モントヤ
  5. バトン
  6. トゥルーリ
  7. ライコネン
  8. 佐藤
  9. フィジケラ
  10. ピッツォニア
  11. クルサード
  12. ウェバー
  13. ハイドフェルト
  14. クリエン
  15. パニス
  16. マッサ
  17. パンターノ
  18. ゾンタ
  19. ブルーニ
  20. バウムガルトナー

十周目、ライコネンがスローダウンとの情報。ラップタイムは何と三十四秒台。ストップせずにレコードラインは通過しているが、さて。

同じ周にアロンソが最初のピットイン、以下続々と一回目のピットインが行われる。マイケルのエンジニアが何ごとか話し合っているが、何だろうか。十三周目、マイケルがピットイン。画面に次の予想ピットイン周囲数が表示される様になったぞ、面白い。

十四周目、ライコネンがピットイン。普通に作業して出ていくが加速しない。次の周にガレージに戻ってリタイアとなった。

フェラーリのピットで掃除をしている映像が。どうやらマイケルが運んできた砂らしく、どこかではみ出した模様。さっきのエンジニアの動きはこれか。

さらに十八周目、フェラーリピットがクローズアップされる。給油ホースを持ってあーでもないこーでもないともめている。さらに給油作業にどちらかを迎える準備をしたり、新たなホースを繋ぎ換えたり、いつものフェラーリらしさがない。どうした。二十周目、マッサがノーズ交換。この時点の順位。

  1. M・シューマッハー
  2. バリチェッロ
  3. アロンソ
  4. モントヤ
  5. バトン
  6. トゥルーリ
  7. 佐藤
  8. ピッツォニア
  9. フィジケラ
  10. クルサード
  11. ウェバー
  12. ハイドフェルト
  13. パニス
  14. ゾンタ
  15. パンターノ
  16. クリエン
  17. マッサ
  18. ブルーニ
  19. バウムガルトナー

四位モントヤ以降、バトン、トゥルーリ、タクまでがひとかたまりの集団バトルになってきているが、国際映像はこれを完全無視。ええい、ホワイトベースはいい、ガンダムを映せガンダムを。

テロップの予想周回数はあてにならないと川井氏が指摘。確かにその様で、その周回になっても誰も入らない。。マッサ、結局リタイア。二十六周目、ウェバーが単独スピン。

三十周目、タクが二度目のピットイン。トゥルーリに塞がれていたので、これはいい判断。続いてアロンソがピットイン。三十一周目、モントヤとバトンが同時にピットイン。三十二周目バリチェッロ。給油の問題は大丈夫か。三十三周目、トゥルーリそしてマイケル。問題ない様だ。そしてトゥルーリは‥‥映像来ない‥‥タクの後ろだ!

三十四周目、ゾンタがスローダウンしてリタイア。三十六周目の順位。

  1. M・シューマッハー
  2. バリチェッロ
  3. アロンソ
  4. モントヤ
  5. バトン
  6. 佐藤
  7. ピッツォニア
  8. トゥルーリ
  9. フィジケラ
  10. クルサード
  11. ウェバー
  12. パニス
  13. ハイドフェルト
  14. クリエン
  15. パンターノ
  16. バウムガルトナー
  17. ブルーニ

四十三周目、トゥルーリが三度目のピットイン。ペースが上がらなくて逃げこんだ様なイメージ。下手すれば四回ストップか。と思ったらホームストレートにマシンを止めてリタイア。オイルのトラブルらしい。

四十八周目、タクが三度目のピットイン。五十周目にバトン、そしてバリチェッロがピットへ。

五十二周目、タクを逆転する可能性のあったピッツォニアだが作業時間を無駄に喰ってしまって順位逆転に失敗。まるでBARのようだ。五十五周目、ピッツォニアは予選のタクと同じ場所でオーバーラン。ここは速いコーナーなので少し外れると怖い怖い。残り十周。

  1. M・シューマッハー
  2. バリチェッロ
  3. アロンソ
  4. モントヤ
  5. バトン
  6. 佐藤
  7. ピッツォニア
  8. フィジケラ
  9. クルサード
  10. ウェバー
  11. パニス
  12. ハイドフェルト
  13. クリエン
  14. ブルーニ
  15. バウムガルトナー

昔ほどではないにしても、ほとんど順位が動かないなー。それにしても、今宮氏も言っているけどコースの風景は随分と様変りしたと思う。十五年前、まだ「唯一の『東側』のグランプリ」だった頃の殺伐した風景を思う。

フェラーリがサインボードに「WORLD NUMBER 1」と掲げて迎えたファイナルラップ、エンツォの命日の翌日に、フェラーリが1-2フィニッシュを飾ってコンストラクターズタイトルを獲得。マイケルはシーズン最多記録となる十二勝、そしてアスカリ以来のシーズン最多七連勝をマーク。何から何までフェラーリのためのグランプリとなった。

優勝マイケル、二位バリチェッロ、三位アロンソ、モントヤ、バトン、佐藤、ピッツォニアフィジケラまでが入賞。完走十五台は今年のグランプリでは少ない方で、すべてメカニカルトラブルだったあたりに真夏を感じる。

マイケルのジャンプは前回とった変なポーズが不評だったのか、今回は普通だった。

次は二年ぶりとなるベルギーGP。やっぱりスパがないとF1の夏は締まらない、かな。

2004年第13戦 ハンガリーGP決勝結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム/周回
1 M・シューマッハー フェラーリ BS 1:35'26.131
2 R・バリチェッロ フェラーリ BS +0'04.696
3 F・アロンソ ルノー Mi +0'44.599
4 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi +1'02.613
5 J・バトン BARホンダ Mi +1'07.439
6 佐藤琢磨 BARホンダ Mi +1LAP
7 A・ピッツォニア ウィリアムズBMW Mi +1LAP
8 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS +1LAP
9 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi +1LAP
10 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi +1LAP
11 O・パニス トヨタ Mi +1LAP
12 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS +2LAPS
13 C・クリエン ジャガーコスワース Mi +2LAPS
14 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS +4LAPS
15 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS +5LAPS
R G・パンターノ ジョーダンフォード BS 48LAPS
R J・トゥルーリ ルノー Mi 41LAPS
R R・ゾンタ トヨタ Mi 31LAPS
R F・マッサ ザウバーペトロナス BS 21LAPS
R K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 13LAPS