大和但馬屋日記

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2005-07-10

[][][]2005年第11戦イギリスGP決勝

フォーメーションラップの最終コーナーで佐藤がストップ。スタートはアボートもディレイもなく通常通り行われ、一周を待たずにセーフティカー導入。

スタートではバリチェッロが好スタートで四番手へ、マイケルも七番手に浮上。佐藤は一旦ピットに押されて戻り、給油してラップ遅れでスタートした。三周目、レース再開。

マイケルがライコネンの追上げに対して守勢に立たされている。ライコネンの方が積んでいると仮定すると、一回目のピットインで順位をキープできるかどうかがマイケルの勝負どころ。

十一周目、カーティケヤンがコース脇にマシンを止めた。

十八周目、アルバースとバリチェッロがピットイン。ルビーニョは異常に短い給油時間だったが、何か企んだか。

蓋になっていたトゥルーリがピットに入り、マイケルがペースアップ。しかし先にマイケルがピットに入り、ライコネンがピットインを終えた時には順位が入れかわってしまった。

‥‥居眠りして目覚めてみると、大体二回目のピットインを終えた頃。フィジケラが二度目のピットイン時にエンスト。マニクールに続いて二週連続。何やってんだ。

わりと淡々と展開したレース、フェラーリは六、七位で地味にダブル入賞。リタイアはカーティケヤンの一台のみ、モンテイロは連続完走記録を伸ばしてF1の歴史に名も残しつつある。この調子で頑張れ。

表彰式はシャンパンファイトなし。やはり、ロンドンでの爆破事件に配慮した模様。グランプリが無事に終ってよかった。

結果

今日のゲーム(七月十日)

みんな大好き塊魂(PS2,namco,ASIN:B0009NUP2G)みんな大好き塊魂

クリアした。んが、スタッフロールの歌を最後まで聴けない。四回くらゐやり直しても、まだ無理。
感想を三点。

ゲームとして
前作から相変らずといふべきだらう、実に面白い。遊びの幅が広がつたのは単純に嬉しいことだ。ノルマ難易度は若干上がつたか。
スケール感
前作の、僅か三種類のマップで目眩を起すほどのスケール変化を楽しませるといふ要素は薄まつた。専用マップの様な扱ひの面がいくつかあつて、遊びの幅が広がつた分だけ構成の妙を感じにくくなつたといふか。どちらかといふと残念ではある。ただ、別に「塊魂」がスケール感だけを売りにしたゲームでないことは忘れるな俺。
それでもまだこの話を引張るが、住宅地レベルからビル街レベルにスケールが変る辺りの、中景レベルの密度の高さにはかなりグッときた。これに比べると前作はスケールの切換が大雑把で、スカスカに見える。これに限らず全般にステージの密度は格段に高まつた。そのためにローディングが挟まつて著しくゲームのテンポを損ふデメリットも生じてしまつたが、それだけの効果は出てゐるだらう。
ゲーム以外の部分
デモとかBGMとか演出とか。良くも悪くも前作での「ファンの評判」を実によく掬ひ上げてゐる。すべてが想像の範囲内で少しだけそれを裏切るといつた出来で、「さう来たかー」といふ笑ひや楽しみはあつても前作の様な破天荒な驚きはない。まあ、二作目にそれを求めるのは無理な相談としても、「続編故の宿命」と言ふには些か「ファンの評判」に応へすぎた、耳を貸しすぎた様に思ふ。作品タイトルがそれを現してゐる以上さういふものなのだらうが、「あんたらが求めてるのはかういふものだよね?」と言はれてるだけの様な気がしないと言へば嘘になる。