大和但馬屋日記

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毎年このあたりの時期になるとフジテレビ721で前年のアルフィーのライブの放送があつて、毎年たまたま流し見してるんだけど、その中でビートルズのカバーを演つてゐるのを聴いた。
その声の似た様に、なるほど元々これを演るために集まつた面子なんだなと勝手に納得してしまつた。たぶん違ふ。

日和つた態度はやめよう

例のid:yms-zun:20041119#forgedphotoの記事において、救う会 全国協議会で指摘されてゐる写真について「真贋に興味ない」なんて書いたけど、あれ撤回。
「写真の加工・修整による捏造」といふ疑ひに関する限り、完全に白だわ、どう見ても。
もちろん、写つてゐるのが本当は誰かなんて分らないしあの写真を北朝鮮が提示した意図も知らないし、そちらの方面には相変らず興味はない。ただ、あの写真を目にした者として、さうでないものを「切り貼りによる捏造」と極め付けるのは良心が許さない。それだけだ。
救う会」があれを捏造だと言ふのは構はない、さうでなくては困る事情があるのだらうから。しかし、「救う会」の指摘をろくに検証もせず真に受けてる連中は控へめに言つて愚かだと思ふ。目の前に検証材料があるのに短絡的報道を鵜呑みにしてる様では、連中が普段から馬鹿にしてゐるあちらの国の態度と何ら変らない。連中にはどこぞの国の「反日教育」に怒る権利すらない。五十歩百歩とはこのことだ。
自分の目で見て検証を重ねた上でやはり明かな捏造の証拠があるといふなら、それは当然尊重する。しかし現時点で指摘されてゐる「不自然」とされる点は、同ページに公表された写真をもとに判断する限り、すべて言掛りに等しいものである。言掛りでも何でも政治的に必要ならさうすればよいだらうが(「捏造」と同レベルに堕すことを意に介さないのであれば、の話だ)。