大和但馬屋日記

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2004-05-31

[]いらっしゃいませ

g:formula1:id:jack0228さんの参加を承認させていただきました。ご参加ありがとうございます。

[]アマチュア発言

I am sorry to say it but I think it was a bit too amateur from Sato to do that because he wasn't in a position to actually try and overtake.

ヨーロッパGPの決勝後、トップスリーインタビューにおいては三人とも何らかの形で佐藤琢磨に言及した。中でも直接マシン同士が接触したバリチェッロは、前回のモナコでもろに白煙を浴びたこともあって「ちょっとこいつには言わせてもらうよ」という臭いがプンプンしていた。

その中で「こう言っては悪いけど、ちょっとアマチュアっぽいやり方だと思った」という発言があり、それを聞いてオレは「ルビーニョもずいぶんつまらない奴になっちまったよな」と思ってしまったよ。今までフェラーリのセカンドに甘んじていることには特に感想はなかった。アーバインを引合いに出すつもりはないけれど、フェラーリを抜けて「格下」のチームに行ってもそれほどためにはならないだろうから。しかしスタート直後の一コーナーで琢磨がどんなブレーキングをしたかを見れば(見ている余裕があったかどうかは知らないが位置関係からは見えていないはずがない)、そして去年の鈴鹿から「抜けそうな時にどうしてきたか」を考えれば、あそこで「まだ仕掛けてこない」と思ったのはぬるい判断だった。もちろん、今までサトーとかいう奴が何をしてきたかなんて省みたことはないかもしれない。でも、次からは意識せざるを得ないだろう。

抜けそうだと思ったら抜きに行く。レースってそういうもんじゃないのか。F1全体からそういう精神が失われたとは思わない。マイケルは相変わらずえげつないし、モントヤをはじめ「レースをする」奴らは他にもまだまだいる。しかし、トップチームの一角を占めるドライバーがあんなつまらないことでどうするよ、と正直思わされてしまった。

もちろん、現実問題として琢磨にはもう少しクレバーになって欲しいと思う気持ちはあるけれど、ああいう位置関係になったときに「こいつは仕掛けてこないから安心だ」などと思われるつまらない奴にはなって欲しくないとも思う。とりあえずレース後の口プロレスで負けてなかったのはよかった。

そうだな、同じぶつかるなら自分は無事で相手が潰れるやり方をマスターして欲しいね。開幕戦のあれはよかった。多分今回もあれの再現を狙ったのだろうけどね。