大和但馬屋日記

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惡いマリオ(ワリオでない)

Nintendo Switch用「ドンキーコングJR.」。前作「ドンキーコング」の主人公に「マリオ」の名とシリーズ唯一の惡役の立場が與へられたゲーム。當時「マリオ」がイタリア系によくある名前であるなんてことは知らなかつた*1自分は、「元プレイヤーキャラだから操り人形(マリオネット)などとは洒落た名前ではないか」と勝手に得心する可愛氣のない子供だつた。後から出てくる「ルイージ」も「マりオのコピーだから類似とは以下同文」などと。まあ、本當に引掛けてゐる可能性も万に一つくらゐはあるかも知れぬ。

それにしても、「ドンキーコングJR.」の畫面は今見ても素晴しい。一畫面の中に道筋と仕掛けと難所が詰まつてゐて、システマチックで、かつ貧相ではない。見た瞬間に「あ、面白さう」と解る。完成度が高いとはかういふことだ。

*1:マリオ・アンドレッティも知らなかつたと思ふ