鈴鹿を自轉車で全力で走つた後の夜に豫選を觀る體力など殘つてはゐなかつたので録畫で濟ます。決勝も午前二時過ぎスタートで辛いな。
スターティンググリッド、上位は概ねスーパ一ソフトなのに對してフェラーリ勢のみソフトタイヤに。これで上手くいけばいいが。
しかしスタートでフェラーリは二臺共に順位を下げた。やはりタイヤの喰ひ付きに劣るのか。
フェラーリばかりかメルセデスの一臺まで餌食にするフェルスタッペン。ツィスティなサーキットではやはりレッドブルに分があるのか。それもあるけどそもそもボッタスのタイヤが終つてて後ろが澁滯になつてゐる。
メルセデスが早めに動いて二臺ともミディアムに交換。
そこから十周以上引張つたフェラーリだが、結局メルセデスの後ろでメルセデスと同じタイヤを履いて復歸。ソフトタイヤでスタートしたのは順位を落す爲だつたのかと言はれても仕方のない展開だ。
一方、フェルスタッペンはソフトタイヤに換へて一旦三番手に下がるも、コース上でハミルトンを拔いてあつさりトップに出る。このままならフェルスタッペンが餘裕の優勝かとも思はれたが、周囘遅れのオコンがフェルスタッペンに接觸、ハミルトンの先行を許してしまふ。一方、リキアルドはベッテルを拔いた。
ベッテルが二回目のストップ。メルセデスもー旦はこれに應じる動きを見せたが樣子見に轉じた。しかしそれが祟つてボッタスがリキアルドに拔かれた。
レース終了、ハミルトンが優勝してメルセデスのコンストラクターズチャンピオンが確定。チームは勿論、ハミルトンも大喜びしてゐる。今日は勝てると思つてなかつたんだらうね。
得意なサーキットで勝ちを逃したレッドブル、豫選のタイヤ選択で勝利を捨てたフェラーリ、いづれも「如何にも」な展開ではあつた。