大和但馬屋日記

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攻撃に擬態する音

うちのプロジェクター環境にはオーディオシステムとしてサラウンドバー Polk N1といふマイナー商品を使つてゐる。XBOX ONEのゲームに特化したサラウンドバーで、ドライブゲーム用とシューター系ゲーム用にチューニングしたモードを備へてゐるのが特徴。それぞれ「Forzaモード」「Haloモード」と稱して、リモコンにもそれぞれのゲームのロゴを配したボタンが付いてゐる。勿論「Forza」と「Halo」にしか使へない訣ではなく、類似のジャンルのゲームならそれに適した音響となる。

で、「スプラトゥーン2」を遊ぶ際は「Haloモード」に設定しておくと後ろから撃たれた音などをはつきりと知覺できる訣だが、先日の「スプラ2」の大規模アップデートの後、「左後ろ方向から撃たれてゐるのに振返ると誰も居なくて首を傾げる」といふことが度々あつた。

何度かさういふことがあつて、よくよく状況を考へると特定のBGMの時にだけそれが起きる。どうやら、アップデートで追加されたそのBGMのある部分で聽えるパーカッションのスラップ音か何かが、後ろから撃たれたシューター系ブキの着彈音にそつくりで、それがサラウンド效果で左後ろに着彈した樣に聽えてゐるのだつた。さうと判つた後でもまだドキッとしてしまふのでどうにも心臓に惡い。

まあ、サラウンドでアシストしてゐる状況自體が「スプラトゥーン」にとつてはイレギュラーなのだらうから文句を言ふ話でもないのだらう。單に面白い現象としてメモしておく。