大和但馬屋日記

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面白いとつまらないは兩立する

昨日はゼロディブから「ストライカーズ1945」と同じ彩京の「ガンバリッチ」もニンテンドースイッチ向けに同時配信されてゐた。ブロック崩しゲームの亞流だが操作系が普通のジョイスティックで、アナログ操作でないのが氣に入らなくて當時は全く遊ばなかつた。今改めて遊んでみれば色々凝つた作りになつてゐて面白い。ただそれを臺無しにして餘りあるのが時間制限の要素。

ブロック崩しで盤面のフィーチャーを複雜に作ると、どうしても運の比率が大きくなつてしまふ。極端な場合、一度打上げたボールが跳ね囘つたまま時間制限が來るまで二度と落ちて來ないとか、逆に破壞できない障碍物に阻まれて全くブロックを崩せないといふことが頻發する。腕でカバ一できない程の運要素が絡んでゲームオーバーになつてもつまらぬばかり。このゲームは特に運要素が同ジャンルの他ゲームに比べても大きいのに、時間制限がやけに嚴しい。如何にもインカムに嚴しいアーケードビデオゲーム末期の作品といった感じである。ゲームの根本は面白いのに、それを殺してしまふ不快な要素は家庭用としては全く不要だつた。その邊は再調整して欲しかつたなあ。殘念。