大和但馬屋日記

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ワンダーフェスティバル2017夏

yms-zun2017-07-30

ワンフェス2017夏。豫想できたこととして「けものフレンズ」が多い。コンテンツに人氣がある、造形的に取付き易い、記號的に見映えする、當日販權取得条件が緩さう*1等々、「かうなつた」理由など幾らでも擧げられるけれど、だかワンフェスで必ずヒットするかはまた別なんだよね。
主觀的な印象では多い順にハシビロコウ・博士&助手・PPP・キツネコンビ・アルパカ・サーバル・スナネコ・トキ・かばんといった感じで、サーバル含む下位グループは明らかに「少ない」、かばんちやんは「殆ど無い」といつたレべル。といふかハシビロコウ一強。毎度、ワンフェスの造形師達の好みの傾向を見るのは面白いのです。特にかういふ、コンテンツ内にネタが散つてて腕試しができる土俵つてのもなかなかないので、面白いプラットフォームができたものだと思ふ。さういふ意味では東方以來かね。艦これは販權取得条件が嚴しいらしく一般ディーラーではほぼ壞滅してしまつたからね。
まあ他にも見るものを見て買ふものを買つて、總武線での歸途に御茶ノ水驛で乘換へ待ちをしてゐたら景色にどうも異和感がある。
http://pbs.twimg.com/media/DF-Ah1rU0AA8bQc.jpg
聖橋がクリスト状態になつてゐた。布でないのにクリストと呼んではならんのだらうけど。
家に歸り着いたら丁度ハンガリーGPがスタートしたところに辛うじて間に合つた。リキアルドとフェルスタッペンが二コーナーで接觸、リキアルドのラジエーターが破れて冷却水が噴出し、自らその水に乘つたためにスピン。早速セーフティカーが出た。フェルスタッペンはハミルトンを拔いて四番手に上つたが、十秒ストップの重いペナルティを課された。
グロージャンはタイヤ交換の後タイヤ装着の不備でストップ、ハミルトンには無線トラブルが出てピットからの送信のみとなり、首位を快走するべッテルもステアリングのセンタリングが狂つてゐてストレートでハンドルを左に傾けた状態で走つてゐる。大小樣々なトラブルが重なるグランプリだな。
サインツアロンソがスペイン人同士で激しく爭つてゐて、これはピットで拔くしかないかと思つたらマクラーレンサインツと同じタイミングでアロンソを入れてしまつた。かういふところにチームの落日を感じるなあ。アロンソはそれでも自力でサインツを拔いてみせたのは流石。コース上を走つてゐる限りアロンソは凄い。
ハミルトンの無線が復活して、自分を先に行かせろと強くアピールした爲にチームオーダーが出た。それに從ひボッタスの前に出て三番手。フェラーリライコネンが同樣に訴へてゐる。しかしオーダーは出ず、ライコネンの後ろにハミルトンが迫る。ライコネンは「とにかく前に出させてくれ」と叫ぶ。チームは動かない。殘り十四周。ハミルトンも拔くに拔けず、フェラーリを拔く約束で前に出させて貰つた手前、「ボッタスに返さうか?」とチームに提案するが、チームは「攻め續けろ」と返した。それあさうだ。
しかし逆轉は叶はず、ベッテルが優勝してライコネンが二位でフェラーリのワンツー、ハミルトンは最後にボッタスに順位を返してメルセデスが三位と四位、五位にフェルスタッペン、六位アロンソは何とファステストラップを記録。このサーキットならではだが、それにしてもマクラーレン・ホンダとしては快擧だ。
F1は夏休みに入る。
https://pbs.twimg.com/media/DF_2F2EUwAACgER.jpg

*1:實際はどうか判らないがネット上での二次創作についてはさう認識されてゐる