大和但馬屋日記

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通販で買つた「この世界の片隅に」の繪コンテ集を讀み耽る。緻密なコンテである。
タ刻、また茶屋まで走つて「この世界の片隅に」三囘目の鑑賞。こんなハイピッチなのには訣があつて、日本語字幕上映が今日までなのだつた。
一度字幕できちんと追つておかないと、とても全ての情報を處理しきれてゐる自信がない。字募上映の箱はいつものULTIRAではなく、普通の小さい箱なのが殘念であるが觀た感想としては大變良かった。
聞き逃してゐた臺詞等はそんなになかつたが、周作さんの鼻歌が「野ばら」であることなどは聲だけでは判り樣がない*1。あと、臺詞の外で聞えてゐる音などにも注意が向き易い。
日本映畫の日本語字幕上映は未だ暜及途上だけれど、これは是非定着して欲しいものだと思つた。立川シネマシティの人が「字幕付きにすると動員が減るので難しい面はある」と明してゐるのを読んだけれども、何とかなれば良いな。

*1:さうと判る程正確かつ明瞭には歌はれてゐないから