大和但馬屋日記

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茶屋まで走つてULTIRAで映畫漬け。
この世界の片隅に」二度目の觀賞。一囘目を觀た後の氣持があまりに重くて二度目を觀るのは少し躇ひがあつたのだが、どうしても「すずさんに會ひたい」といふ氣持が勝つてしまつた。一度目は、歴史上の知つてゐる日に向つて突進む日付に對するハラハラ感を存分に味はつたが、二度目はすずさんの身に起ることに對するそれを味はふことになる。とはいへ流石に「何が起るか」は知つてゐるので、全體としては落着いて見られた。初囘は餘りのことに理解が追付かなかつたものだ。
先立つて電子書籍版の原作も買つて讀んだが、アニメでも描かれてゐたと思つたシーンが無かつたりその逆もあつたりで色々と混亂してゐたことに氣付く。自分の中ではもはや渾然一體となつて分ち難い。
續いて同じ箱で「ガールズ&パンツァーTV版一擧上映」、さらに續けて「ガールズ&パンツァーOVA&劇場版二本立て上映」。「この世界の片隅に」と合せると十二時間近く同じ箱に立籠ることに。まあ、映畫館で「ガルパン」觀るのもこれが當面最後となるから馬鹿をやるのも惡うはない。
そのTV版、第一話が始まつて最初に思つたのは「聲がキツい!」といふことだつた。直前に觀た作品の全體に抑へた聲の演技と較ベると、如何にも深夜アニメの聲といふのは不自然にトーンが高い。普段なら氣にもしないことだが續けて觀るとビックリする。あと、これはたぶんTVシリーズの一話目だからといふ事情もありさうで、聲優陣もまだキャラと十分に馴染んでをらず、氣負つて作つた成分が餘計に聲に乘つてしまつてゐる感じがした。麻子やまほ、ノンナなどのキャラの第一聲はその後と違ひすぎて「誰だこれ」と思ふくらゐだしな。さう感じるくらゐ劇場版を觀すぎたといふことか。
さて、TV版一擧は第四話の練習試合、舞臺が大洗市街に移つたところでトラブルでストップしてしまつた。藥局に僞裝した三突がマチルダIIを撃破して、次のカットでルクリリ嬢がアップになつた瞬間にフリーズ。手前から再生をし直して、二囘同じフリーズを繰返したところで第四話の上映は續行不能といふことになつた。第五話から上映を再開し、この一擧上映囘の料金は拂ひ戻しとなつた。館に對しては氣の毒だけれども、この後の劇場版を考へれば大洗市街戰がスキップされたのはやはり殘念といふ他はない。
その後は特にトラブルもなく、劇場版まで完走。何やら他の館でもトラブルがあつたとか。つくづく戰車道は苛酷である。ともあれ樂しい「ガルパンの一年」だつた。