大和但馬屋日記

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F1日本GP二日目。午前のフリー走行130Rからシケインの間の自由席エリアで。
日本GPのチケットはカメラマンエリア以外原則として全席指定なのだけど、かういふ風に自由席エリアを設けてある程度移動の自由を確保してゐる。まあ、さうできるくらゐ觀客が少なくてゆとりが出來たつてことでもある。悲しいことだが、俺の觀戰仲間もピーク時は十人近かつたのが今や一人だけになつてしまつた。その殘つた彼とは鈴鹿ワンフェス會場でしか決して會ふことがないといふ奇妙な間柄である。
130R席はDP3で狙ふには遠すぎる席で、何枚か撮つても面白くないなーと思つて、ふとカメラを縦に構へてみた。

お、これは面白い。キミのべストショットが撮れた。やつぱり、人を入れた方が面白い寫眞になると思ふんだ、何かと難しい御時世だけど。モデル撮影とはまた違ふ。

マシンが浮き立つ様に焼いて非日常感を出してみる。原寸で見るとそれなりに狙つた効果が出てゐるのではないか。他のカメラのことはよく知らないけれど、かういふのはDPならではだと自分では思つてゐる。上手い下手はさて措き、俺が撮つて「面白い」のはかういふのだ。寫眞を撮るのつてゲームみたいなものだから。
で、午後の豫選。流石に冩眞どころではなかつた。ハースの二臺の大活躍が良かつたな。ハミルトンが鈴鹿を苦手としてゐるのはどうにも不可解なのだけど、今年も例に漏れず。彼はティルケサーキットの申し子なのかもね。ロスべルク、見事でした。