大和但馬屋日記

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危機意識の差

水害関係がちよつと気になつて調べてみた、地元墨田区と隣の江東区ハザードマップ

むむむ? 想定雨量はじめ初期条件が違ふのかもしれないけれど、あまりに差がありすぎませんか? 墨田区はほぼ全域において1.0〜2.0mが冠水するとされてゐるのに対し、江東区の地図においては上半分の墨田区領域においてもほぼ1m以下といふ評価になつてゐる。墨田区が悲観的すぎるのか、江東区が楽観的すぎるのか。どちらも東京の中では低湿地に属する場所だから、とにかく用心に越したことはないが。

ああ、かういふことか。墨田区のは「(2)荒川が氾濫する降雨を想定した洪水ハザードマップ」で、江東区のは「(1)東海豪雨を想定した洪水ハザードマップ」なのだな。もちろん荒川沿ひでクリティカルなのは(2)の方に決つてゐるので、いずれ江東区からもそちらの資料が出てくるのだらうか。あるいは、そこまでいくと考へるだけ無駄だから出てこないのか。
あと、これはマジで勘弁してほしいのだが、上記建設局のサイトにある各河川事務所へのリンクが、京浜河川事務所へのそれを除いてほとんど死んでゐる。ちやんとチェックして更新してくれ。