大和但馬屋日記

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アイドルマスター・ライブフォーユー

yms-zun2008-03-09

ガッと遊んで半日で全実績解除。つらつら感想など。

音ゲーとして

難易度を上げるとボタンで出るのが野郎の声でなく鳴り物の音になるので普通の音ゲと同じになる。といふか「ドン」「カッ」だけでなく六種類にに音の種類が増えた「太鼓の達人」そのもの。HARDだとそれなりに面白い譜面になり、挑戦し甲斐も出てきたので気合を入れて遊んだ次第。
全てのキャラと曲で難易度関係なしに五回づつ完奏すれば実績は全部取れるのでその事自体は自慢にはならん。実績目当てにぬるい遊び方をしても詰らんので全曲HARD譜面でボルテージ百パーセント超を目標とし、達成した。「私はアイドル」の145%は 我ながらよく取れたものだ。「エージェント」がまるでボス曲だつた。
BEMANI」と比べてどうかう言ふのをやめれば普通に面白い音ゲーと評価してよいと思ふ。

パッケージとして

十六曲収録されて、難易度三種でフルプライス。プレイできる曲数だけで見るとDLC付きの「Boom Boom Rocket」と同じだからコストパフォーマンスは怪しい。まあ、全曲にリミックスA版があり、ボーカルが十人分あつて三人までのユニットが自由に組換へ可能なのだからその計算はアンフェアといふもので、ネットランキング付の音ゲーとして別にをかしなところはない。
アイドルマスター」のファンディスクとしてみるとボリューム不足の声が聞こえるが、それは仕方ないといふか、個人的には実感が沸かない。「サクラ大戦」を遊んだことのないワシだが「花組対戦コラムス」は大いに楽しかつた、といふのとよく似た状況だな。
DLCの高価さ、特に各曲のリミックスB版が一曲につき300MSPもすることに関しては、まあ「一曲100Pくらゐなら全曲買つて遊んでもよかつたのにな」といつたところ。試聴できないものをバラ売りされも個別に金は払へないし、さりとて全曲買ふには高価すぎる。CDアルバムあたりとバランスを取つてゐるのだらうか。

俺とアイマス

ともかくも前作を早々に投げ出してゐたので何かいい取掛りはないかと思ひ、AT-Xで「ゼノグラシア」を全話観るといふ時間の無駄を経た後なので、これが最後のチャンスだといふ気はしてゐた。もちろん知らないままで困ることもないのだが。
先に付録のアニメDVDから観るといふのもどうかと思つたが、これのおかげで「ゼノグラシア」によつて植付けられたキャラの性格設定と声の紐付けをかなりキャンセルできたので、「L4U」のゲームに入り易くなつた。
で、ワシが「アイマス」で見たいのはやはりステージシーンなのでそこを抽出してゲーム化した「L4U」は大変有難い。「ニコニコのMADで十分だろ」といふのは、全然違ふ。リアルタイムレンダリングによるステージパフォーマンスを眺めるのでなければ価値はないのだ。

ところで声優聞き取り能力がないのでわからんのだがあの「モノマネ」は本当にモノマネなのか違ふのか。最初は違ふと思つてゐたのだが。