大和但馬屋日記

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今日のゲーム(十月二十七日)

プロジェクト・ゴッサム・レーシング3(Xbox360,Microsoft,ASIN:B000BNBB0Y)PGR3-プロジェクト ゴッサム レーシング 3- - Xbox360

で、DVDドライブに何が入つてたを確かめるべく起動したらこれだつた。まあ、これか「Over G」のどちらかしかないけれど。どちらも遊び始めれば面白いですよ。
プラチナメダル狙ひでタイムアタックを数本。結局二つしか獲れなかつたが、少しづつ速くなるのを実感するのは楽しい。特にコーナーを一段高いギアで曲がれるラインを見つけたときは堪らない。最適化の喜びといふと、まづ何をおいてもこれかなあ。
かういふ気持ちをわやにするからセッティングとかは嫌ひ。もちろん、セッティングを煮詰めるのも最適化の喜びには違ひないけれど、ゲームの場合は最適解が用意されてゐて、そこから引き算した状態のものを手渡されてゐる様にしか感じられないから萎える。まあ、それはあくまで感じ方の問題か。

ピンキーストリート キラキラ☆ミュージックアワー(NDS,dimple,ASIN:B000FJ8D8C)ピンキーストリート キラキラ☆ミュージックアワー (初回限定版:ピンキーフィギュア付)

久しぶりに買つたパッケージソフトがこれですかい。
Pinky:st.は、出始めの何種類かを店に行つたら売つてたのでいくつか買つて適当にパーツを組替へて遊んで一日で飽きたといふレベルではあるけれど、まあ気に入つてゐた。ワンオフ的なスペシャルバージョンとかワンフェスで売つてるキャラ物のカスタムパーツにはほとんど興味なし。なんかさういふのとは違ふ感じ。
んでまあ、このソフトも店に行つたら売つてたので買つた。音ゲーといふかリズムゲーだし。
大まかな構成は「押忍! 戦え!! 応援団」に似てる感じ。いや、絵ぢやなくて。マップ上のステージを選んでライバルキャラと対戦。それぞれのステージごとにショップとかガチャガチャがあつて、本物のピンキーよろしくコスチュームとか小物を集めて主人公のルックスを自由にあれこれできるのが特徴。
CGキャラのモデリングは、DSでよくぞここまでといふレベルでよく出来てる。DSのくせにトゥーンレンダリング風の輪郭線まで出してるし、ライブが始まるときにはライティングのコントロールまでやつてゐて、かなり頑張つてる印象。まだ始めたところだから全体のボリュームは分らないけど、交換できるパーツの種類も十分揃つてる予感。ピンキーのゲーム化といふ点では申し分ないんではないか。「ぷよぷよ」みたいな漫才デモも楽しいし。キャラが無表情なのはピンキーだからいいのだ。
リズムゲーとしては、やはり「応援団」といふか「クルクルトゥーン」の様な系統で、他聞に漏れずそれらの欠点まで引き継いでる。何がといふと、操作と演出がかけ離れてゐるために遊んでゐる間はキャラがどんなに踊つてゐてもそれを見る暇がない。それを補ふ為のリプレイが用意されてゐるが、後からそんなの見ても嬉しくも楽しくもないんだよな。ダンス系のリズムゲーでこの問題を解決してるのつて「スペースチャンネル5」くらゐのものだけど、あれを真似るとあれにしかならないしな。同系に「ユニゾン」なんてのもあるけどあれは超絶覚えゲーであり、一曲分の振り付けを丸暗記せねばならないといふのはもはやゲームの範疇を超えてゐる。
話が逸れた。ゲームのシステム自体も、リズムゲーといふフォーマットで凝つたことをしようとすると陥りやすいところにきつちり陥つてる感じで、要するにあまり曲に乗つてる感じがしない。タッチとスクラッチの見分けとかスクラッチする方向の判断が必要なために、動物的なリズム感とは別のところに意識を割かなくてはならない。この点、すでにジャンルの決定版ともいふべき「リズム天国」が出た後だけに厳しいなと思ふ。
曲の出来は、うーん、どうだろ。「応援団」みたいな全曲歌モノといふのは無茶としても、今ひとつ印象に残りにくいかな。DSの音源で普通の音楽を作ろうとしたら薄味になつた、みたいなイメージ。ピンキーの雰囲気でコテコテといふのもどうかとは思ふのでこんなものか。
まあ、目を三角に釣り上げて遊ぶやうな種類のものではないので思ひ出した時にまつたり遊ぶのがよさげ。
つか、イービルかはいいよイービル。