Let's!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア2(BANDAI/ASIN:B000E5N3AA)
奇々怪界
昨日「井戸に対する座標合せで稼ぐことができないのには参る」と書いたけど訂正。できないことはない。座標がオリジナルとやや異るのと、井戸から出る野菜の数が半分以下くらゐなのであまり実用的ではないけれども、全くできない訣ではなかつた。
それはともかく、プログラム的にどうなの?と思ふ点が多いのが気になる。「奇々怪界」は任意スクロールのシューティングなので敵の移動座標はワールド座標系でとるのが常道なのだが、一方でこのゲーム、小夜ちやんに対して相対的な位置取りをする敵が多い。唐傘がその代表だけど、それでもオリジナル版では小夜ちやんの位置を見ながらワールド座標系で動いてゐる。しかしこの玩具版ではこれらの敵が小夜ちやんとの相対位置のみで動くのだ。唐傘程度ならそれでも何とでもなるが、問題は永パ防止の火の玉。これが出たら、もう「スクロールさせて引離す」なんて不可能、死亡確定。これは本当に参る。
あと、当り判定が微妙に変。大きいとか小さいとかズレてるとかでなく、変。御祓いはキャンセル附き(連打するとモーション後半が出ない)ので隙だらけだし、やりにくいなあ。
それでも今までのエミュものを除く移植では一番良くできてる方といふのが何とも。キャラはそのままだしね。「〜あどばんす」なんかに比べたらよほどマシ。
奇々怪界 覚蓮坊
プレイヤーキャラを「地獄めぐり」の主人公に換へたアレンジ版。御札の代りに三方向の宝珠を投げる。これがとんでもなく使へない。「グラ」のダブルと同じ仕様といへば分るだらうか。ボス戦では地獄が見えます。つかこれこそ地獄巡り。パワーアップは小夜ちやんと同仕様なので連射できる様には絶対ならない。
マゾな人以外、やることもなからう。
スラップファイト
やはり難しい。横画面アレンジといふより、画面の上下をスッパリ切つただけなので相対的にキャラが大きく画面が狭い。そんな中で、あの弾速で敵が八方から攻撃してくるんだから、もう難しいなんてものではない。少しは調整してくれよ‥‥
Let's!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア2(BANDAI/ASIN:B000E5N396)
結局「ギャプラス」の味が忘れられなくて買ひに走つてしまつた。
ドラゴンバスター
ハードウェア的な操作性がちとナニだが、普通によく出来た移植。マップ等も変に弄られた様子はない。良い。