■ [GP][2006][europe]2006年第5戦ヨーロッパGPフリー走行三回目
仕事しながらライブタイミングチャートをぼんやり眺めつつ、「皆三十二秒台に入れてくるなー、タイム差が全然あらへんやん」などと思ってたら、何とリウッツィが1'32.290でトップに踊り出た。待て待て待てマテマテ。何か着け忘れてるんと違うかそれ。すぐバトンに抜かれたけど。
残り五分少々、いきなりマイケルが1'30.788。うえ、速い。てか、本来この程度は出せるってことか。ちなみに去年の予選PPタイムは1'30.081、最速タイムはフリー四回目の1'29.680。最後にバタバタっと三十一秒台が連発されてきた。ジャックのタイムがいいぞ?
結果
■ [GP][2006][europe]2006年第5戦ヨーロッパGP公式予選
ウィリアムズは二台ともエンジン交換を行った。開けてみたら異物混入の疑いが見つかったとか。
第一ピリオド
ライコネンがまずは三十一秒台。バリチェッロ、バトンが続く。ライコネン、マイケル、アロンソと次々トップタイム更新。
モンタニーの車載カメラ、何これ。酷いステアリングの動きだ。
残り三分二十八秒で赤旗表示。これを見てピットに戻るミッドランド勢、しかしこの赤旗は誤表示だったらしく、彼らは割を食った様子。
セッションが終了してもヴィルヌーヴのタイムが走ったのに出てないし、タイミングモニタ自体がダウンしてしまった。おかげでまだ誰が通って誰が落ちたのかすら分らない。ピットも大混乱だろう。第二ピリオドのスタート時間も延期された。シーメンスの大失態ですな。
スタート八分前、モニター復帰。クリエン、アルバース、スピードーモンテイロ、佐藤、モンタニーが落ちた。
第二ピリオド
まだシステムが不安定な様子だがとりあえず再開。
リウッツィが三十一秒台に乗った。これはびっくりだ。
ラルフがスピン、すぐにコース復帰。
ライコネンが三十秒台に。速い。マッサも三十秒台、そしてマイケルが1'30.013。
残り二分、フィジコが十番手。ラルフが九番手に入り、フィジコはノックアウト確定。
ラルフ、ロズベルグ、フィジケラ、クルサード、ハイドフェルト、リウッツィが落ちた。地元ドイツ人が半数。フィジコ、二連続かよ‥‥アタック中にジャックに邪魔されたということでカンカンのフィジコはザウバーのピットへ怒鳴り込み、イタリア語でジャックを罵倒している映像が一部始終放映された。でもジャックもアタック中で、彼は彼のタイムを出して勝残ったんだから、フィジコは自分を恥じるべきだと思った。
セッション終了間際にウェバーが消火器を浴びていた。次ピリオドのための給油作業でアクシデントがあったらしい。重篤な問題ではないとのこと。
第三ピリオド
燃料消費ラップの間、ウェバーのタイヤにかなり酷いグレイニングが出ている。路面温度が予想外に高い様だ。タイヤ選択の綾が決勝にどう影響するか。
ラストアタック、アロンソがついに三十秒の壁を破った。マイケル、マッサ、そしてバリチェッロが四番手に。アロンソが今季初PPとは意外。
決勝はちょっと読めん。フェラーリの強さが本物かどうか、とくと見せてもらおう。