大和但馬屋日記

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データなし

メキシコGP。ええと、二十何年振りだつけ、最後はべルガーが勝つた? いやマンセルだつたか。すごいバトルで興奮した記憶はある。当時のフジTVでは月曜朝に途中まで放送して夜に改めて全部を放送してたな。

エルマノス・ロドリゲスサーキットのことも殆ど忘れてしまつたが、最大の特徴だつたパラボリカ風の最終コーナーのことは覚えてゐて、しかし現在はそこが改修されてしまつた。あのセナがクラッシュして横転したくらゐだからな。改修された最終セクションはやたらに大きなスタンドに取り囲まれてゐて、内側のそれはあらうことかホームストレートに背を向ける形になつてゐる。何だこれ、こんなスタンドで観て何が楽しいのかと思つたら、何とここは野球場のグラウンドなのだな。ホッケンハイムのスタジアムセクションは物の譬へだけれど、ここは文字通りといふ訣だ。
甲子園で言へば一塁側アルプス席と外野席の間からグラウンドに入つて、外野から内野を縫つて三塁側ダグアウト辺りをブチ抜いて最終コーナーに出るといふ何とも大胆なレイアウト。表彰式もこちら側でやるらしい。面白いなあ。
そこ以外はほぼ昔のままで、今かうしてシミュレーターで走つてみる限りは概ね「小さいモンツァ」と思つて間違ひない。モンツァのコーナー間にあるストレートを全部取払つたらロドリゲスになるといふイメージかな。実際はこんなに滑らかな路面ぢやないとかでどうなるかはまだ想像するしかない。