大和但馬屋日記

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yms-zun2010-07-22

らきすた」にイラッと来て「ひだまり」にピンと来るものが無くて「GA」に大いに引掛かつたのは何故だらう、なんて考へるのはたぶん不毛なことなのだらう。アニメ的に言へば監督の好き嫌ひが大いに影響してゐる。漫画的には、他のは随分前に手放したから読み較べが出来ず印象だけで言つてしまふと、「GA」の構成力の高さが凄くてね。四コマなのに所々でギョッとする。あまり好んで四コマ系は読まないせゐもあるけど、こんなのもあるんだなあ。


今週のXBLA、「LIMBO」。ゲームとして大変に上質であることは疑ひ様がない。とりあへず体験版。いきなりゴア表現への注意書きと「オプションでオフにできるよ」。へ、へえ‥‥。普通に進んでゐて、トゲの山に串刺しになつた。ま、まあこの程度なら「プリンスオブペルシャ」でも‥‥虎鋏を踏んで肉塊にされた。ままま全く、肉喰つてる奴らはいつまでもこんなのを喜んで、困つた連中だ‥‥ロープに何かの死体がぶら下がつてゐて、ハエがわんわん集つてゐる。あらうことか、そのロープに飛びつかなくては先に進めない。‥‥ごめん、無理。このゲーム無理です。ゴア表現だけならまだしも、精神的にこれは。俺には完全版は買へません。これは冗談抜きで、名作だと思ふ。怖いゲームをお求めの向きは是非。

「Game Room」に「イー・アル・カンフー」が来てた。体験版を遊んで、音の悪さに苦笑する。低い方にピッチシフトしてるといふか、遅回しで音程が下がつてる感じ。先週の「ジャイラス」のBGMがまともに鳴つてゐるのは、ただ運が良かつただけなんだらうなあ。で、「イー・アル・カンフー」はいつもの「イー・アル・カンフー」なので、買はずにおいた。「ストII」登場以前の格闘つぽいゲームの殆どはゲームとして「わからん」。この「わからなさ」を言葉にするのは難しいが、昔ベーマガで見城こうじ氏が全く同じ感覚を疑問として提示してゐて、ワシは深く頷いたものだつた。しかしゲーム雑誌のライターが「格闘ゲームは何がどうおもしろいのか全く理解できない。誰か教へて」などと誌面に書いてゐたのは、今の時代感覚からするとなかなか凄いものがあるな。

ジャイラス」は頑張つて四十万点台に到達。世界的に六位。

イー・アル・カンフー」で遊ぶとポンキッキの「カンフーレディ」を思ひ出すなあ。久しぶりにYouTubeで見た。一九八〇年代だねえ。