大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

yms-zun2009-03-06

読み返すと今日のエントリは不満たらたらにしか見えないが、買つたことに後悔してゐるわけではない。「どれほどのもんか」と思つたらそれほどでもなかつたとか、従来品で代りが利かないほどでもないなといつたあたり。ガジェットも世に溢れてるから驚き耐性も付いてるしな。

てか、「ガジェットしてみた場合」てのを書いておかないと。大きさ、重さ、質感、すべてすばらしい。手の中にある「物」としての感覚は文句の付けやうがない。これにケースを付けるくらゐなら落して壊れた方がマシだ。ただ、単品として完成度が高すぎるのでヘッドフォンの取回しに困る。本体に巻きつけたら端末として使へないし。

iPhoneを情報端末として使ふ

「直感的なユーザーインターフェース」といふのは、現代の、まあワシの観測範囲であればほぼ絶対的な正義として罷り通る価値観の一つであらう。しかし本当にさうだらうか。直感的の反対の概念があるならばおそらくは理論的といふことになる筈で、それぞれに敢て正邪を当て嵌めるならば理論的な方が正しいに決つてゐる。

iPhoneは直感で操作して思ひ通りにならなくて苛々するケースが大変多い。ガジェットとしては面白がれても優れたインターフェースなどとはとても思へない。閲覧するだけならまだ我慢もできるが、iPhoneを通じて何かを入力するのは感性の無駄遣ひといふものだ。直感でストレスなくすべての操作が行へる人はAppleの中の人と心が通じ合ふエスパーなのだらう。人がそんなに便利になれる訣ないとセイラさんも言つてゐる。

といふかね。まさかAppleの作るデバイスでコピペとUndoができないとか直感的に思はないよね普通。

「あへてさせないんですよ」。ふーん。させろよ。

「細いスタイラスペン」の使へる可能性を排除して指に特化させたインターフェースを作る思想は、まあ分る。そのくせ、英数字入力用のキーパッドのボタンは小さくて誤入力が頻繁に発生する。さらに、本体を持つ指や意識的に押してゐない他の指の接触による誤反応も多い。感圧式でないこともあり、操作ミスが大変発生し易いのがIPhoneの入力デバイスの物理レベルでの特質だ。だつたら論理レベルでそれをカバーする仕組になつてゐなくてはをかしい筈。画面の回転、拡大縮小、虫眼鏡のカーソル移動。そこまでやつて、一番肝心の「バッファを用ゐた直前の操作のバックアップ」、つまりコピー&ペーストやアンドゥをさせないといふのは、全く理解できない。最初にその仕組を発明したのは誰なのか。発明者だから採用しないのも自由てか。

もちろん携帯型ネット閲覧端末としてのiPhoneはこれ以上ないくらゐ高機能で、アプリはまだ殆ど試してゐないが無限の可能性を秘めてゐるといふ幻想を信じてもいいとは思ふ。その一方で、「ガラパゴスつて、そこの生き物にとつちや楽園なんだよな」と思つた。W41CAを捨てなきやならん理由は、金銭的な面に目を瞑ればどこにもない。

んー、どうしよう。安いプランの端末に換へたらW41CAは単なるデジカメになつてしまふんだよな。

  • kana-kana_ceo iPhone コピペが出来ない件について。 / 「人がそんなに便利になれる訣ないとセイラさんも言つてゐる」! 2009/03/07

iPhoneをiPodとして使ふ

iPhoneを第四世代のiPod(20G)が壊れて以来久し振りに購入したiPodとしてみた場合。

  • 16GBは少なすぎる。あれから音源がどれだけ増えたか。
  • iTunesが相変らず酷い。数千曲レベルのライブラリを管理できるツールぢやないだろこれは。
  • プレイヤーとしての使ひ勝手はクリックホイールに敵ふものはないと思つた。

総じて中途半端な印象。まあ、これがiPodとして使へるといふことをともすれば忘れてゐたほどなので、期待外れとまではいへないけど。もとから無かつたものの通りにはならんわな。
最近PLAY-YAN microのカートリッジの接触が甘くなつてきて、どの途乗換へなくてはならなかつたから仕方ない。それにしてもフォルダコピーでOKといふ神インタフェースを超えるものなどないのだ。
良い点。外部スピーカを内蔵してゐるのでヘッドホンがなくても音が聴ける。音質もそこそこで、もちろん良くはないが悪くもない。普通のiPodと比べて最も優れてゐるところだな。