大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

yms-zun2009-01-26

月曜はいつもの職場といふことになつたので、朝一で初台の客先に立寄つて打合せた後、早稲田に戻る。朝から結構な距離を走つたので腹が減る。

戻つたら先週末に送つたデータが受領されてなくて、それで直したはずのリテイク指示が来てムキー。

「ディケイド」のデザインがあんまりなので、あるキーワードと組合せてググッてみた。あー、やつぱり皆さう思ふよね。google:変態仮面 ディケイド

エターナルダウンフォースブリザード

ものすごい力で地面に押へつける。相手は死ぬ。


耐久シリーズ、ニュル七周。
三回ストップではどうしても勝てないので二回ストップにせざるを得ないが、三周目の最後の山セクションでタイヤの磨耗が八十五パーセントを超えるととても走れたものではない。何度か挑戦するも、結果は芳しくなかつた。
三周終了時点でのタイヤ磨耗率が八十パーセント台なら何とかなるだらうが、そんなことが可能なのか。走りを研ぎ澄まし、タイヤの機嫌を窺つて、とにかく悲鳴が上らない様に慎重に走つてみたものの、損耗率は一パーセント変るかどうかといつたところ。今までの検証から、内圧調整では磨耗に差が出ないことは分つてゐる。であれば、後は走り方しかないのだが。
足回りと駆動系のセッティングはベストな状態に煮詰つてゐる。あと弄れるところはエアロくらゐか。今まで、ちよつと少なすぎるくらゐにレスダウンフォースにしてゐた。ニュルは直線が多い。最高速を高めにしないとラップタイムが伸びない。さういふ発想だつた。これを思ひ切つて重めのセッティングに変更。車体を地面に押付けることで、タイヤの空転を防いで磨耗率を下げるのが狙ひだ。ダウンフォース量にして前後共に三十キログラム程、これでトップスピードは十五キロも遅くなつた。ホームストレートの全開時間は三十秒以上。これではラップタイムが相当に落ち‥‥落ちる筈‥‥
ベストラップを六秒も更新してしまひました。あれれえ?
話は簡単で、超高速セクションの途中に幾つか存在するブレーキングポイントやアクセルを弛めたい高速コーナーが全て全開のまま抜けられる様になつたのが大きい。その箇所でのスピード差よりも、その箇所で減速してゐたのが加速に変つたことが重要。その分横Gが増えてタイヤがよく鳴く様になり、負担はかへつて増した。磨耗率の差はは差引きゼロだ。
しかし、ラップタイムで平均五秒の短縮。二周を二セット走る間に二十秒縮んでゐる。どうみても三回ストップ余裕です。本当に有難うございました。
結局、四回ストップしてもまだ勝てる程の大差をつけて勝利。エアロを弄る前と比べてミスの数も減つた。いやあ、ここまで変るかねえ。この一箇月ほどは何だつたのかと思ふが、レスダウンフォースで走り込んだおかげで色々と理解が深まつたことがあるので良しとしたい。
にしても、エアロ様々なのだなあ。