大和但馬屋日記

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新車続々

ルノー新車およびウィリアムズ新車。何やねんなー、面白いマシン出てくるやんかー、ええぞええぞー。昨日、マクラーレン新車をアドレスだけ貼つてコメントしなかつたのは、コメントのしやうもなかつたからで、どこも昨年までのスタイルから空力デバイスをひつぺがしただけで終りなのかと思つたよ。
サイドポンツーンのシルエットが両車とも面白くて、特にルノーは最近のパラノイア的に絞り込む方法を敢へて否定した感が面白い。1970年代後半の変態的な時代に戻つた様でもある。テストの写真を見ると、ボディ後端がサスアーム内にめり込む様で、プッシュロッドの動きが干渉したりしないのかと心配になるほどだ。メンテナンス性は良くないだらうが、面白いなあ。
ウィリアムズは一見保守的だけどサイドポンツーンのシルエットにやはり特徴あり。後ろに行くほど両端が持ち上がつてて、イカリ肩の様に見える。かうすることで失はれた空力デバイスの効果を少しでも取戻さうとしてるのかしらん。
あと、インダクションポットの両サイドに小さな空気取入口が見えるのは何だらう。全く分らないけど、KERS絡みの何かかもしれない。
あまり面白みを感じなかつたマクラーレン排気管周辺をきつちり処理してゐて、小さくなつたリアウイングにどうやつて風を当てるかがポイントになつてることが窺へる。
ルノーとウィリアムズはノーズ先端をわざと太く厚くしてゐるらしく、これも美しくはないけど狙ひあつてのことなんだらうなあ。
かうしてみると一番保守的でつまらないのがフェラーリトヨタ、ほどほどなのがマクラーレンといふことになるのかもしれない。あとはレッドブル系とフォースインディアか。‥‥またえらい少なくなつたもんだなー。
テストの様子ポルトガルの新しいサーキット。全体を見てみたいな。
てか、毎年思ふことだけど、この新車発表の時期が一番楽しんでる時の様な気がする。運用される前の新しいメカを見てああだかうだ言ふのが。まあ、期待のメカが本当に良かつたことなんて滅多にないんだけど。FW14くらゐぢやないか。