大和但馬屋日記

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モーターショー行つてきた

yms-zun2007-11-03

四年前ほどの華はなかつた感じ。日本はGT-R一択、海外メーカーは出展控へ目。もう日本は有望な市場と見倣されてないな。
しかし決して海外の方が云々等と言ひたい訣ではないが、出てゐるモノを見るとやはりヨーロッパのメーカーには筋が通つてるなあと思ふ。四年前のショーで見たコンセプトカーのデザイン、設計思想が市販品として出展され、その発展型としての「次」が提示されてゐる。それに対し、日本のメーカーのほとんどはメインステージに「よく分らない未来つぽいもの」を飾り、客の周りにはベタベタの「今売つてる車」を置いて、その間に繁がりがみられない。思想もデザインも断絶してゐて、所詮「お祭りのためのデッチ上げ」にしか見えない。そんな風に感じた。例外はマツダくらゐだと思ふが、行き損ねた二年前はいざ知らず、四年前とはそんなに繋がつてないんだよな、やはり。ヨーロッパみたいになるのが正解ではないのかもしれないけど、まあ、これが文化の違ひといふ奴だなと思つた。で、向うの方が「強い」よな、と。
F1マシンはホンダ、トヨタBMWルノーを確認。ホンダは、実走の出来はともかく頑張つた作りであることを初めて実感した。ペイントの所為でテレビではよく分らんかつたのよ。ルノーは古い型のショーモデルに今年のペイントを施しただけで見る価値なし。
ル・マン出場車のプジョー908のダミーもあつた。中がスカスカのおかげでカウルの構造がよく分るのは良かつたかも。
何はともあれ疲れた。