大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

日替り精度

yms-zun2007-02-07

同じ道を毎日走つてゐると、GPSに記録されるトラックログの軌跡もだんだん塗り潰されるやうに重なつてくる。精度に最小でも五メートルほどの誤差があるから同じ車線を走つてゐても完全に重なることはない。
それはまあ良いのだが、日によつて数十メートル単位のズレが発生することがあるのには困つたものだ。過去三日間で比べると、昨日のズレは酷すぎた。ビルの壁面反射などで時折明後日の方向へ飛ぶのは別として、同じ道を走つてゐるのに一ブロック離れた別の道を走つてゐるかのやうに継続的にズレが発生するのだから困る。天候で比べるなら昨日は雲の無い晴天、今日は厚い雲が空を覆つてゐる。天気と精度にあまり関係は無いやうだ。たぶん、見通せる範囲にあるGPS衛星の位置関係によつてかうした精度差が生まれるのだらう。まさか「ある個体だけどんくさくて、そいつが見えてゐる時だけ精度が落ちる」なんてことはないよな。はわわ〜<GPS衛星の萌え擬人化への布石
ところで。

衛星は静止位置に固定されているが、もちろん位置のずれが生じる。これに対しては地上でそのずれを観測し、伝達される値を補正し直している。
衛星は軌道傾斜角55度、周期12時間の同期軌道に投入され、(以下引用略)

周期十二時間の衛星が静止位置に固定されているてどういうこと。全然意味がわかりません。大体GPS衛星が静止衛星だつたら三次元測位は不可能なんぢやないですか。まさか赤道上以外に衛星を静止させる技術がすでに実用化さr

追記

どなたかの手により上の記述は削除された模様。有難うございます。「お前は文句いふばかりで直さんのか」だつてプロバイダごと投稿規制されてて手出しのしやうがないもの。
履歴を見たらYuichirou氏だつた。有難うございます。

邯鄲の歩み

ビンディングペダルに換へて数日が過ぎた。クリートの着け外しもスムーズに出来るやうになつた。初日以来立ち転けもない。
馴れたあとにペダルの裏面*1で従来の様な乗り方を試してみると、踏み足しか使へないのが如何に不自由であつたかがよく分つた気がした。
ではビンディングで固定することで効率的な漕ぎ方ができるやうになつたかといふと、それがまた怪しい。「引き足」を意識しすぎると踏む方がおろそかになるし、さういふものではないと思ふ。「踏む」とか「引張る」とかではなく「自然にクランクを回転させる」といふ動きをしなくてはならないのだらう。しかしそれは簡単なことではない。今まで無意識に「踏んで」ゐたものを、別の意識で上書きしなくてはならないのだから。
どんなスポーツでも「フォームの矯正」といふのはさういふ苦しみを伴ふものなのだらうが、そこでふと表題のやうな故事成語を思ひ出したわけさね。

*1:片面がフラットペダルになつてゐる物を選んだ

キャラ作りと申したか

「真意」とやらが分らないなら分らないで訊けばいいのに勝手に推測されてしまつた。心外である。一往ポインタとして当ダイアリーの言葉カテゴリを示しておくから興味があるなら読まれればよからう。別に読まれなくとも一向に構はないけれども。
普通ならかなづかひ(「文体」とは違ふよ)へのツッコミは取合はないことにしてゐるけれど、ワシが歴史的仮名遣を用ゐることと昨日書いたこととは「論理の一貫性」といふ点で通じてゐる、とだけ理解していただければ幸ひである。
本論は擦合せが完了してゐると見受けられるので、特に付け加へることはありません。

追記

「心外」と書いたのは「読みにくい」といはれたことについてではありませんよ。

今日のソフィテル(二月七日)


この写真を撮つてゐる隣のベンチに若者が腰掛けてDS Liteを何やら弄つてゐた。ペンで書込みを行つてゐたから遊んでゐたのはきつと「世界樹」だらう、などといふ出来すぎた話ではなくて、なんか適当にAボタンを押してゐるだけだつたから何で遊んでゐたかは分らない。つかさういふ詮索自体が野暮だからやめとけ。
しまつた、中心に狙ふ階層を間違へた。上から三つ目な。

今日のゲーム(二月七日)

世界樹の迷宮(NDS,ATLUS,ASIN:B000MQ958A)世界樹の迷宮(特典無し)

第六階層に入つてからは先を急がずまつたり進行に。まだ地下二十六階の探索中。通路の造形がますますいやらしくなつて、先が非常に見通し難い。扉も一見して判別し難いデザインだし。これはもしかしたらこの先暗闇の迷路もあるかもな、とか思つた。但し「壁に向つて前進」のリアクションがないゲームなのでその可能性は低いと思ふけれども。
初期メンバーは揃つて最大レベルに達してしまつた。あとは戦術のみで切抜けなくてはならない。残り四フロア、上等ぢやねえか。

HEAVY WEAPON(Xbox360,PopCap)

どこぞで動画を見て「スルーかな」と思つてゐたが、candoさんが「おもろい」と書いてゐるので買つてみた。
一見「メタルスラッグ」の様なタンクアクションかと思へるが、実際はそれと比べるのも失礼なくらゐ単調で大味なシューティング。
で、だ。その大味な単調さが妙に気持いい。後半ステージで自機のパワーアップがインフレ気味になると、焼け糞のやうな敵の攻撃パターンと相埃つてややこしいことがどうでも良くなつてくる。
タイトーメモリーズ2」収録の「イグジーザス」を遊んだ時の感覚を思い出した。さうか、このゲームの味はひは八十年代のタイトーのシューティングによく似てゐる。で、ワシはさういふのが嫌ひぢやないらしい。
まあ、滅茶苦茶面白いといふほどのことはないが、実績コンプくらゐは目指せさうな勢ひで遊んでしまつたよ。