■ [GP][2006][german]2006年第12戦ドイツGPフリー走行三回目
セッション終了間際にスーパーアグリの山本左近が激しいクラッシュ。佐藤よりも速いタイムを出していたけれども、さて予選までにマシンの修復が間に合うのだろうか。
ここ数日話題になっているルノーのマスダンパーに関する詳細な解説があって、めちゃめちゃ面白かった。ニュースサイトとかで出てくる話から受け止めていた印象とはぜんぜん違う話だった。
トゥルーリがエンジントラブル。
■ [GP][2006][german]2006年第12戦ドイツGP予選
Q1
間始後五分、スピードが一コーナーで激しくクラッシュ。赤旗が出た。
フェラーリ二台が十四秒台。ここでも圧倒的。
山本はフリーで毀したSA06の修復が間に合わず旧車での出走。決勝は新車でピットスタートとなる由。
佐藤がその新車でモンテイロを上回る好走。スーパーアグリがやっと自前シャシーで走ったことでもあるので、今まで当ページで取ってきた事実上無視の態度を改めようと思う。ようこそF1へ。
ノックアウトはリウッツィ、アルバース、佐藤、モンテイロ、山本、スピード。
Q2
バトン、バリチェッロが1-2を出してきた。前戦までの散々な評価に対し、ホンダ通算三百戦目に応えてみせようという心意気か。しかしマッサが、そしてマイケルが余裕でそれを上回る。マイケルは十三秒台だ。もう十五秒台では落ちるかもしれんという領域に。トゥルーリが落ちたか。残り一分、フェラーリ以外の全てのマシンが走ってる。皆相当焦ってる。アロンソ八番手、デ・ラ・ロサ九番手なのだからそれも止むなし。しかし混雑したためかタイムはほとんど更新されなかった。
十五秒台で生残ったのは十番手デ・ラ・ロサだけ。ウェバー、クリエン、トゥルーリ、ヴィルヌーヴ、ロズベルグ、ハイドフェルトがノックアウト。なんてハイレベルな。つか、アロンソがかなり厳しい。マスダンパー禁止の効果は覿面ということなのか。
Q3
コースオープンの一分半も前からフェラーリ二台が出口の場所取り。この暑さの中での水温上昇もものともしない執念。あわててルノーがその後ろに並んだ。見た目に余裕が無いなあ。ライコネンは一人悠々と後から出走。
残り十分、デ・ラ・ロサがヘアピンでラルフと接触、右リアホイールを破損。ラルフもフロントを傷め、両者ピットへ。ラルフはガレージで降りた。トヨタ散々。
残り七分、各車ピットへ戻りアタックフェーズへ。マイケルとアロンソはピットレーンでも鞘当て。マイケルに前を割込まれたアロンソはカンカン、ピットクルーと「見たかよ、アイツのやったことを」とか言い合ってる。ある意味思う壺にはまってる。落着け。
ライコネンが十四秒フラットに近いタイムでトップへ。これは面白い。あ、ラルフもコースに戻ってる。
最後はあまりタイムは動かず、ライコネンが今季初となるポールポジションを獲得。マイケル、マッサと続いてバトンが四番手。フィジケラ、バリチェッロの後ろにアロンソ。これは本当に厳しい。ラルフ、デ・ラ・ロサ、クルサードの順となった。
さてさてどうなりますか。